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【注目トピックス 日本株】ブイキューブ Research Memo(6):成長ドライバーは販売形態別ではクラウド、アプライアンス

2016年4月22日 16:20

■決算動向

(2) 2016年12月期業績予想

ブイキューブ<3681>は2016年12月期の連結業績を売上高8,500百万円(前期比39.7%増)、営業利益839百万円(同141.2%増)、経常利益771百万円(同329.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益650百万円(同594.2%増)と予想している。これまでの事業投資(営業部門の強化、企業買収等)の効果もあり、大幅な増収を見込む一方で、経費の増加が一服となることから営業利益は大幅増益を予想している。また為替の影響をニュートラルと見ていることから、経常利益以下も大幅増となる見込みだ。

連結ベースでの地域別売上高は、日本で6,284百万円(同31.4%増)、中国で1,127百万円(同34.8%増)、その他海外で1,087百万円(同134.6%増)と予想されており、すべての地域で増収となる見込みだ。日本では過去の販売活動投資の効果が示現する見込みであり、中国ではSGMプロジェクト等の大型案件が好調であることに加えて教育事業が進捗すると予想されている。その他海外ではタイがオンプレミスを中心に引続き堅調に伸びる見込みであることに加え、Wizlearnの連結効果により大幅な増収を予想している。この結果、海外売上高比率は26.0%に高まる見込みだ。また連結ベースでの販売形態別売上高は、クラウドで5,690百万円(同44.1%増)、オンプレミスで710百万円(同40.9%増)、アプライアンスで1,776百万円(同45.8%増)、その他で323百万円(同21.7%減)を見込んでいる。

これから明らかなように、売上高の成長ドライバーは販売形態別ではクラウドであるが、今期についてはオンプレミス、アプライアンスも堅調に推移する見込みだ。地域別では日本を筆頭に全地域で増収が予想されている。ただしマレーシア、インドネシアは計画よりやや遅れており引続き長期戦になる見込みだ。

売上原価の増加要因としては、仕入れの増加471百万円(うちアプライアンス431百万円)、ソフトウェア償却費の増加190百万円、その他外注費等の増加382百万円が予想されている。一方で経費面では、営業・開発においては引き続き積極的な投資を行う計画で、人員の増加による人件費等の増加571百万円、販売政策費の増加26百万円、地代家賃等の増加198百万円、のれん償却費の増加88百万円などを見込んでいる。前期までの先行投資的な経費の増加は一服する計画であり、投資効果が表れてくる下半期以降に大幅な増益を見込んでいる。

特に開発関連では、2016年1月に仙台に開発拠点を新設した。これによりこれまでのライフスタイルを変えずに東北からグローバルに展開するサービス開発に携われる環境が整ったことで、東北の優秀なエンジニアの採用と教育への取り組みを行い易くなったと言える。これまで同社では、営業拠点としては東京に加えて大阪、名古屋、福岡に拠点を構えていたが、開発については東京とシンガポールだけであったが、今回の仙台拠点開設により開発において3拠点体制が整う。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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