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【オープニングコメント】円高一服により買い戻しが入りやすいか

2016年5月10日 8:43

 10日の日本株市場は底堅さが意識される相場展開になりそうだ。9日の米国市場は原油安が嫌気され、高安まちまちだった。ただし、麻生財務相が急激な為替変動には「介入する用意ある」との発言を受けて円相場は1ドル108円台と円安に振れている。この流れもあってシカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の16275円だった。日経平均はこう着感が強いものの、16000円処での底堅さが意識されてきており、自律反発を意識した相場展開が期待される。

 もっとも、決算がピークを迎えており、業績内容を見極めたいとのムードは強い。また、週末にはオプションSQを控えていることから、先物市場の動向に振らされやすい。9日の東証1部の売買代金は今年最低であり、薄商いの中をインデックスに絡んだ売買で大きく振れやすいだろう。

 物色としては決算を手掛かりとした個別での値幅取り狙いとなるほか、足元での円高一服により、輸出関連には買い戻しが入りやすいだろう。米アップルと韓サムスン電子のスマホ2強の年間出荷額が初めて減少に転じる見通しと報じられている。ただ、想定されていたこともあり、電子部品株の底堅さが意識されるようだと、買戻しが意識されてくるだろう。

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