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【注目トピックス 経済総合】外資勢がSUV強化、中国に小型モデル集中投入

2016年5月11日 12:14

中国の自動車市場で、外資勢がSUV(スポーツ多目的車)事業を強化している。今年に入り、外資ブランド各社がSUVのラインアップを大幅に強化。新モデルを相次ぎ投入した。そのターゲットは、中国自主ブランド勢が得意とするコンパクトSUV。SUVの販売好調に支えられて全体シェアを回復しつつある中国メーカーに圧力をかけている。21世紀経済報道が10日付で伝えた。
今年4月25日から5月5日まで開かれたアジア最大級の自動車見本市「北京国際モーターショー」で、海外合弁メーカーは中国で人気が高まるSUVの新モデルを多数出展。展示されたSUVは、欧州系で15モデル、米系で3モデル、日系で7モデルを数えた。最大の特徴は、これら出展モデルの多くがBセグメント(アッパーミディアム)以下に集中した点。なかでもAセグメントに属するコンパクトSUVが最も多かった。SUVの分野で中国勢の本丸ともいえるコンパクトSUV市場に外資勢が攻勢を仕掛けた格好と言える。合弁ブランドのSUVはこれまで、価格帯18万人民元(約300万円)以上のミドルサイズSUVに集中していた。
しかもこれは序章に過ぎない。さらに多くの合弁ブランドが新型SUVの発売を予定している。独フォルクスワーゲン(VW)の取締役会メンバーで、VW中国の総裁兼最高経営責任者(CEO)を務めるヨヘム・ハインツマン氏は先ごろ、「中国でのターゲット市場の一つはSUVだ」と言明。VW、アウディ、シュコダの各ブランドから中国市場向けのSUV合計10モデルを順次投入していく計画を明かした。
VWのSUV戦略に絡み、中国勢が今年最も注視しているのは、VWが中国で小型SUVの現地生産を開始する点だ。VWブランドの販売台数は足元で、世界2位、中国首位の規模。中国勢は、強大なブランド力で小型SUVのシェアが蚕食されると懸念している。
統計によると、中国SUV市場のシェアは、2015年1月時点で合弁ブランド51.6%、自主ブランド48.4%の比率だったが、その後は逆転。自主ブランドが50%以上のシェアを確保し、毎月合弁ブランドを上回るようになった。一時は58%までシェアを高めている。
中国自主ブランド勢は14年以降、SUVを集中的に発売。中国勢が販売するSUVは15年末時点で110型式に増え、13年の2倍の数に迫った。

【亜州IR】

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