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【注目トピックス 市況・概況】ユーロ週間見通し:やや底堅い動きを見せるか、主要国の株高は買い材料

2016年5月14日 15:03

■弱含み、ユーロ圏GDP改定値の下方修正などが嫌気される

先週のユーロ・ドルは弱含み。米追加利上げ観測が再浮上したことや1-3月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値が下方修正されたことが要因。ギリシャ債務問題に対する市場の懸念は多少後退したが、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和の可能性は残されていることもユーロ相場の上昇を抑える一因となった。取引レンジ:1.1283ドル-1.1447ドル。

■やや底堅い動きか、金融政策を巡る思惑でユーロ選好も

今週のユーロ・ドルはやや底堅い展開か。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録公表後に早期利上げ観測が台頭しなければ、ユーロが選好される地合いとなりやすい。また、欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨が6月追加緩和の可能性を高める内容でなければ、リスクオフのユーロ買いがやや強まる可能性がある。

予想レンジ:1.1200ドル-1.1450ドル

■やや強含み、米ドル高・円安継続の影響受ける

先週のユーロは対円でやや強い動きを見せた。米ドル・円相場が一時109円台後半まで円安・米ドル高に振れたことや、ギリシャ債務問題に対する市場の懸念が多少緩和されたことが要因。ただし、1-3月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値の下方修正を嫌気して、対円レートの上げ幅は縮小した。取引レンジ:121円93銭-124円65銭。

■やや底堅い動きを見せるか、主要国の株高は買い材料

今週のユーロ・円はやや底堅い展開か。日本の1-3月期国内総生産(GDP)が予想を下回った場合、日本銀行による追加金融緩和への期待感が高まり、ユーロは対円でやや強い動きを見せる可能性がある。ユーロ買い材料は多くないものの、欧米やアジアの株高が続いた場合、リスク選好的な円売りが強まる可能性がある。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・16日:3月貿易収支(2月:+190億ユーロ)
・19日:3月経常収支(2月:+111億ユーロ)

予想レンジ:122円00銭-125円00銭

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