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【注目トピックス 日本株】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株道氏:17,000円より上は戻り待ちの売り圧力が強そう

2016年6月1日 21:26

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株道氏(ブログ「株道−人に教えたくない私の相場帳−」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年5月28日19時に執筆

市場はこう着状態が続いています。5/27の後場には安倍総理が消費増税再延期の意向を示したにも関わらず、株価は無反応でした。織り込まれていたと見るしかありません。現在の円高シナリオの中では、増税延期の恩恵を受ける小売業さえもポジティブに反応できないのでしょう。とはいえ、懸念材料が一つ減り、今後の株価下支え材料になるのは間違いありません。

小売りの代表格、三越伊勢丹<3099>の週足チャートをみると、天井圏から-59%下落しています。需給的要因もありますが、米国利上げ観測で円安に傾けば、反騰を見せるのではないでしょうか。

日経平均の週足チャートでは、昨年末(12/4~)からの暴落(10週)が需給のダブルボトム形成を崩し、現在、逆三尊後のもち合いとなっています。17,000円からの戻り売り圧力が徐々に強くなるのも仕方ありません。

一見、テクニカル上は25日移動平均線をキープし上放れを期待してしまいますが、そう簡単ではなさそうです。上昇トレンド転換するには一目均衡表の雲を上抜け、転換後も18,000円の壁、19,000円の壁、20,000円の壁がはだかるのです。つまり、積極的に上値を買うには慎重を期す地合いだということです。私が年明け以降、徹底した逆張り投資に切り替えたのもそういった理由です。
攻め(追う)より守り(待つ)を重視しています。

来週(5/31週)からの経済イベントは、6/1に中国製造業PMI、6/2にECB理事会・OPEC総会と原油の反応、6/3の米雇用統計を皮切りに6/15のFOMC利上げ動向、6/16の日銀金融政策決定会合と財政出動の規模、6/23のイギリスEU離脱国民投票。

いずれも株価を乱高下させる要因になります。ヘッジファンドがこのボラティリティー(変動率)を利用しなかったことがかつてあったでしょうか。特に、波乱月の心理を利用した、6/1のADPと6/3の雇用統計、6/10のSQ週の株価上下動には要注意です。

下落をさせる前の株価上昇位置で下値目標も決まりますので、感情で売買せず、不動心で臨みたいところです。

目先、6/3発表の5月米雇用統計に注目です。米国が利上げに踏み切るか否かの重要な指標となります。市場予測を上回れば、マーケットは好感しドル買い・円売り(円安)が進むかも知れません。

ちなみに4月のADP雇用統計では市場予測を下回り、マーケットは失望。急速にドル売り・円買いが加速し大幅な円高となりました。個人的には、雇用統計を好感し6月に米国が利上げ、追従して日銀も金融緩和、円安・株高の流れを作ってほしいのですが・・・

中国不動産の高値(バブル)、原油価格・米国株の高値圏示唆、何度も言っていますが今年の相場は一筋縄ではいきません。売買回数を減らし、確実性の高いエントリーを心掛けたいものです。

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執筆者名:株道
ブログ名:株道−人に教えたくない私の相場帳−

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