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【注目トピックス 日本株】いちご Research Memo(11):“攻め”と“守り”のバランスを重視した新中計

2016年6月2日 16:25

■いちご<2337>の成長戦略

(2)新中計の重点施策

「Power Up 2019」の重点施策としては、(1)本業のさらなる強化と深化による強力な収益基盤の構築、(2)新規事業の創出、(3)財務基盤の強化、(4)高い資本効率と内部成長率の実現、(5)「働きがい」の向上、(6)グローバルベストプラクティスに適応したガバナンス・コンプライアンス態勢の継続的強化の6テーマからなる。収益性・“攻め”のテーマが(1)と(2)、持続性・“守り”のテーマが残りの4テーマとなっており、前中計が“攻め”中心だったのと比較すると、新中計は“攻め”と“守り”のバランスを重視した形だ。

特に(1)の本業のさらなる強化は重要なポイントとなる。重点施策の中でも「高機能、安心、安全、環境に優しい不動産を提供するため、エンジニアリングチームの強化」や「不動産収益の最大化を図るための専門のリーシングチームを新設」などの具体策がうたわれている。また、オフィスリート、ホテルリート、クリーンエネルギー事業と本体の連携強化は、今後も同社の事業モデルの根幹であり続けるだろう。

クリーンエネルギー事業に関しては、東京証券取引所が2015年に創設した「インフラファンド市場」への上場への取組みを開始しており、上場すれば2017年2月期にも資産譲渡益が期待できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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