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【ランチタイムコメント】一進一退の相場展開が続く

2015年9月7日 12:20

 日経平均は続落。64.26円安の17727.90円(出来高概算13億3000万株)で前場の取引を終えている。先週末の欧米市場の下落影響から売りが先行して始まり、その後は一時17500円を割り込む局面をみせている。しかし、10時辺りからリバウンド基調が強まってきており一時18000円を回復。その後は先週末の終値を挟んでの一進一退の相場展開が続いている。

 セクターでは倉庫運輸、金属、ゴム製品、輸送用機器、電力ガスなどがしっかり。一方で、食料品、不動産、保険、ガラス土石、その他金融、サービス、証券などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともにマイナスだが、小型株指数の弱さが目立つ。
 指数インパクトの大きいところでは、デンソー<6902>、日化薬<4272>、京セラ<6971>、エーザイ<4523>、ファナック<6954>が堅調。半面、ソフトバンクグ<9984>、JT<2914>、電通<4324>、ファーストリテ<9983>などが重石に。

 日経平均は直近安値水準での推移だが、前週末の終値を挟んでの一進一退の動きのほか、日中の値幅が500円を超えるなど、依然として不透明感の強い相場展開である。連休明けの上海市場が底堅く推移していることは安心感につながりそうだが、上海についても不透明感が強いだろう。先物主導によるインデックス売買に振らされやすい点は変わらず。資金の逃げ足は速いため、一方向に振れやすい点も引き続き注意する必要がありそうだ。

 リバウンドをみせている銘柄も、自律反発の域は脱しておらず、追随買いを入れづらい状況であろう。ソフトバンクグ<9984>が連日で年初来安値を更新していることも、投資家のセンチメントの悪化につながる。週末には先物・オプションSQを控えていることも手掛けづらくさせている。押し目拾いのスタンスを継続したい。(村瀬智一)

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