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【注目トピックス 日本株】ワコム Research Memo(13):17/3期は売上高820億円、営業利益42億円と増収増益の見通し

2016年6月13日 16:33

■業績動向

(2) 2017年3月期業績見通し

2017年3月期についてワコム<6727>は、売上高82,000百万円(前期比5.7%増)、営業利益4,200百万円(同14.6%増)、経常利益4,140百万円(同9.6%増)、当期利益3,000百万円(同29.9%増)と、増収増益を予想している。

この予想の前提為替レートはドル円が110円/ドル、ユーロ円が125円/ユーロだ。予想為替感応度は、ドルに対して1円の円高で売上高が500百万円の減収、営業利益が40百万円の増益、ユーロに対して1円の円高で売上高が140百万円の減収、営業利益が100百万円の減益となる。前期実績と想定値の比較では、ドル円は10.16円の円高、ユーロ円は7.36円の円高となり、その影響額が織り込まれている。

ブランド製品事業は、売上高56,200百万円(前期比14.9%増)、営業利益11,400百万円(同41.9%増)を計画している。内容を見ると、全製品区分で1,500百万円前後の増収を予想している。増収予想の主たる理由はクリエイティブビジネスにおける新製品投入がある。利益については増収効果に加えて円高による利益押し上げ効果も含まれている。

具体的な製品戦略としては、モバイル、ディスプレイ製品での3D対応やカラーマネジメントの強化、コンシューマにおけるデジタル文房具のラインアップ充実、ビジネスソリューションでの電子サイン普及促進、などが計画されている。

テクノロジーソリューション事業では、売上高25,100百万円(前期比10.3%減)、営業利益1,600百万円(同48.9%減)を計画している。前期同様、スマートフォン向け(サムスン電子向けOEM供給ビジネス)で大幅減収を見込んでいる。この減収予想の内訳は為替の円高によるものが約半分で、残りはサムスン電子のスマートフォン売上台数や単価について、保守的スタンスに立ち、前モデルよりも弱めに想定していることがある。利益面では減収による損益分岐点の上昇が響いて減益となる見通しだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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