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【ランチタイムコメント】残留が優勢となる場面を待つ

2016年6月24日 12:07

 日経平均は大幅に下落。495.95円安の15742.40円(出来高概算15億株)で前場の取引を終えている。英国民投票の開票が伝えられるなか、波乱含みの相場展開となっている。23日の米国市場では英国のEU残留に楽観的な見方が広がり、NYダウが200ドル超の上昇。これを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比325円高の16495円と大幅に上昇していた。ただし、国民投票で地域毎の結果を受けて円相場が荒い値動きとなるなか、大阪225先物はシカゴを大きく下回る16290円で始まっている。その後は、投票結果を睨みながら、緩やかに上げ幅を広げる格好となり、一時16389.17円まで上げ幅を広げる場面もみられた。

 しかし、開票結果が判明するなか、離脱支持が上回ってくると、先物主導で急落となり、一気に15800円割れとなった。その後急速に切り返す場面もみられたが、前引けにかけて再び下げ幅を広げる不安定な展開に。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1800を超えており、全面安商状に。

 英国民投票の開票結果に振らされる展開となり、離脱が優勢となるなかで、昼休み中の大阪225先物は一時15010円まで急落。円相場は一時1ドル99円まで一気に円高に振れている。英国民投票の開票は人口の少ない地域から判明しており、離脱優勢のなかで不安が高まっている。最後にロンドンが発表されるため最終的には残留となるとみられるが、開票結果に振らされる状況が続きそうである。

 なお、急激な円高により、日銀が7月の定例会合を待たずに臨時会合を開き、追加緩和に踏み切る可能性があるとの思惑もある。まずは開票結果を睨みつつ、残留が優勢となる場面を待ちたい。(村瀬 智一)

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