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【注目トピックス 日本株】翻訳センター Research Memo(2):売上高、営業利益ともに過去最高の更新を予想

2016年6月28日 15:37

■業績動向

(1) 2016年3月期通期の業績動向

翻訳センター<2483>の2016年3月期通期の売上高は9,178百万円(前期比0.1%減)とほぼ横ばい、営業利益534百万円(前期比5.9%増)、経常利益534百万円(前期比6.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益430百万円(前期比52.0%増)となった。売上高横ばいの主な要因は、2015年3月に人材紹介子会社を売却した影響(売上300百万円分)が大きく、この影響を除くと3%以上の増収となる。特に翻訳事業とコンベンション事業が伸びた。営業利益の増益要因としては翻訳事業が成長したことが大きく、同子会社が赤字だったこともプラスに働いた。当期純利益の大幅増は、投資有価証券の売却益(特別利益)172百万円が大きく影響した。

(2) 2017年3月期の予想

2017年3月期予想は、売上高9,600百万円(前期比422百万円増)、営業利益620百万円(前期比86百万円増)、経常利益620百万円(前期比86百万円増)、当期純利益400百万円(前期比30百万円減)と売上高と営業利益・経常利益で過去最高を更新する予想である。引き続き、医薬、特許分野など翻訳事業全般が堅実に成長する予想であり、成長率ではコンベンション事業が前期比9%と高くなっている。親会社株主に帰属する当期純利益の減少は、前期に発生した投資有価証券の売却益(特別利益)が原因であり、大きな懸念には当たらない。

(3)財務状況

2016年3月末の財務状況は盤石である。総資産残高は2015年3月期末比155百万円増の4,657百万円となった。主な増加は、受取手形及び売掛金の123百万円増、現預金の122百万円増であり、業容の拡大によるものである。

負債は前期末比155百万円減少の1,531百万円となった。主な減少は、流動負債110百万円減であり、未払消費税等の減少が要因だ。

経営指標では、流動比率(285.4%)、自己資本比率(67.1%)ともに高く上昇傾向にある。また無借金経営を続けており、安全性が高い。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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