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【注目トピックス 日本株】フォーカス Research Memo(5):売上高、当期純利益は過去最高を記録、営業利益は前年並みの水準に

2016年7月1日 16:34

■業績動向

(1) 2016年3月期業績の概要

フォーカスシステムズ<4662>の2016年3月期業績は、売上高が前期比9.3%増の16,482百万円、営業利益は同1.4%増の953百万円、当期純利益は同24.6%増の738百万円と増収・増益(売上高は2012年3月期以来5期連続、営業利益は2013年3月期以来4期連続、当期純利益は2011年3月期以来6期連続の増益)を確保し、売上高、当期純利益は過去最高を更新した。

売上高はNTTデータグループや日本IBMからの公共、民間企業向けの受注が好調に推移し売上高は順調に拡大した。売上高拡大に伴い、売上総利益も同4.4%増の2,197百万円へ増大したものの、売上総利益率は13.3%へ前期に比べ0.7ポイント低下した。これは、公共関連事業においてエンドユーザー側で発生したセキュリティ・インシデントの影響で想定していた規模の受注を確保できなかったことがマイナス要因として働いたことによる。一方、販管費は経費抑制により前期比で6.8%の増加にとどまり、販管費比率は前期に比べ0.2ポイント改善し7.5%へ低下した。この結果、営業利益率は0.4ポイント低下し5.8%となり、営業利益は前期比1.4%増の微増益を余儀なくされた。

一方、会社計画(売上高15,300百万円、営業利益950百万円、当期純利益600百万円)対比では、売上高は、公共関連と民間関連の受注が好調に推移したことから計画を1,182百万円上回ったものの、営業利益は、公共関連事業においてエンドユーザー側で起きたセキュリティ・インシデントのマイナス影響により計画比3百万円増にとどまり、ほぼ計画線で着地した。一方、当期純利益については、保有していたデジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>(DIT)株式を売却した投資有価証券売却益208百万円を特別利益として計上したことから、計画を138百万円上回った。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

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