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【注目トピックス 日本株】ムサシ Research Memo(6):17/3期は増収増益の見通し

2016年7月7日 13:41

■2017年3月期の業績見通し

2017年3月期についてムサシ<7521>は、売上高372億21百万円(前期比4.2%増)、営業利益11億43百万円(同23.5%増)、経常利益12億32百万円(同3.5%増)、当期利益7億75百万円(同2.9%増)と増収増益を予想している。

売上高に関し、選挙システム機材部門においてポジティブサプライズの可能性があるのは前述したとおりだ。それ以外の事業部門については、現状では妥当な想定であると弊社では考えている。

しかし利益面では、選挙システム機材以外の事業に関しても保守的な予想であるというのが弊社の評価だ。営業利益は前期比2億18百万円(23.5%)の増益が予想されているが、これは選挙システム機材売上高の増収額(9億24百万円)に見合う分にとどまっている。金融汎用システム機材は選挙システム機材同様、同社のオリジナル製品が中心で、比較的利益率が高いとみられるにもかかわらず、2億11百万円の増収に対する増益効果が見えない業績予想となっている。

1億35百万円の増収を予想する「情報・印刷・産業システム機材セグメント」についても同様のことが言える。このセグメントにはメディアコンバート事業が含まれており、同事業は前期比5億16百万円の増収が計画されている。採算重視の受注スタンスともあいまって平均よりも利益率が高いと推測されることを踏まえれば、ここからの増益要因を期待することは合理的と言えるだろう。

経常利益の増益率が3.5%に縮小している理由は、営業外収支が今期は通常のペース(1億~1億50百万円の収入超)に戻る計画であるためだ。前期実績においては1億55百万円の受取補償金などの収入によって、通常よりも営業外収益が拡大していた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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