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【注目トピックス 日本株】ネットイヤー Research Memo(4):自己資本比率、有利子負債比率は健全、財務基盤の強化が進む

2016年7月8日 15:47

■決算概要

(2)財務状況と経営指標

ネットイヤーグループ<3622>の2016年3月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比176百万円減少の3,176百万円となった。主な増減要因としては、仕掛品で150百万円、ソフトウェアで26百万円増加し、現預金で243百万円、売上債権で154百万円の減少となった。

一方、負債は前期末比246百万円減少の1,134百万円となった。主な増減要因は、受注損失引当金で91百万円、前受金で63百万円の増加となり、有利子負債で86百万円、未払法人税等で100百万円、未払消費税等で116百万円の減少となった。また、純資産は前期末比69百万円増加の2,042百万円となった。当期純利益の計上を主因に、利益剰余金が52百万円増加したことによる。

経営指標を見ると、2014年3月期に子会社rakumoの株式取得費用として調達した有利子負債の返済が順調に進んでおり、有利子負債比率が前期の13.6%から8.9%まで低下し、逆に自己資本比率が58.4%から63.7%に上昇するなど、財務基盤の強化が進んでいると言える。

また、収益性に関しては大型プロジェクトの一巡や開発遅延の発生に起因して、2016年3月期はやや低下した。カスタム受注案件が同社収益の大半を占める中で、大型プロジェクトの開発動向によって収益性は上下する傾向がしばらく続くものと予想される。ただ、収益性の安定化を図るために注力している自社開発プロダクト品の売上が順調に拡大していることもあり、今後は収益性もより安定化していく方向にあると予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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