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【注目トピックス 日本株】エルナー—欧米をはじめとする車載関連顧客への売上が堅調に推移

2016年7月12日 8:25

エルナー<6972>は各種コンデンサやプリント配線板等の電子部品の製造・販売を手掛ける。小惑星探査機“はやぶさ”には、小惑星表面上を飛び跳ね(ホッピング移動)ながら表面地形の情報や温度計測を目的とする小惑星探査ローバ(小型移動ロボット)「MINERVA(ミネルバ)」に同社の電気二重層コンデンサ DYNACAPが搭載された。その他、アルミニウム電解コンデンサは、電子機器の発展にともない、テレビ、パソコン、携帯端末などの民生機器、さらにはエアバッグ、エンジンコントロールなどの車載電装機器に至るまで用途が拡大している。また、プリント配線板においても、車載関連が主たる製品分野となっている。

なお、自動車においては、地球環境の見地から環境に配慮した装備、走行に対してより安全性を高める装備、より快適性や自動運転を目指した装備などの電子化が進んでいる。多様化している電子機器装置の要求も多岐にわたったものとなっている。そのため、コンデンサでは、アルミ電解コンデンサと導電性高分子コンデンサの長所である高耐振動、高耐熱、低ESR、低漏れ電流等の特性を合わせ持つ導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの開発・本格量産や、プリント配線板では、車載用ミリ波レーダー、ADAS、ITS向けに高周波ハイブリッド基板の開発・拡販に取り組んでいる。

足元の業績では、16年第1四半期の売上高が前年同期比1.7%減の73.62億円、営業利益が1.35億円だった。

コンデンサ事業は、円高の影響があるものの欧米車載関連顧客への売上が堅調に推移、車載向け耐振動製品及び大口径製品の付加価値品が拡大している。また、プリント配線板においても歩留り、生産性向上による損益改善を進めている。16年12月期通期については、売上高が前期比0.8%減の306.00億円、営業利益が同335.4%増の15.00億円、経常利益が6.00億円、当期純利益が0.50億円を見込んでいる。


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