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【注目トピックス 日本株】BBT Research Memo(7):アジアNo.1のインターナショナルスクールを目指す

2016年7月14日 15:25

■今後の見通し

(2)プラットフォームサービス事業の成長戦略

ビジネス・ブレークスルー<2464>は「生涯教育プラットフォームの構築」による成長戦略を推進している。とりわけ、今後積極的に事業展開を進めていくのがインターナショナルスクールを中心としたプラットフォームサービス事業で、「アジアNo.1のインターナショナルスクール」を目指している。

特に、プレスクールの拠点拡大を推進しており、今後は年間数校ペースで開設し、10数校まで拡大する方針。1拠点当たりの売上高としては150~200百万円、のれん償却前営業利益率で10%前後を目指すとしている。プレスクールに関しては通園する生徒の9割程度が半径3km以内に在住するロケーションビジネスである一方、極めて高い品質のグローバル幼児教育を提供する為のカリキュラム、教員組織、教学経営陣の充実が最も重要であり、これらの維持を最優先に進める方針と推定される。

さらに、次のステップとして国際バカロレアの認証取得に向けたノウハウやコンテンツをプラットフォーム化し、国際バカロレアの導入を目指す国内外の教育機関と共有することで世界標準の教育の普及を支援したい考えだ。国際バカロレア認証取得校は全世界で4,000校以上あるが、国内はその1%にも満たない36校にとどまっている。

政府は「国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成」を旗印に大学の改革を進めていく方針を打ち出しており、その一環として国際バカロレアDP認定校を200校まで増やすことを掲げている。DP認定校は2016年5月時点で26校にとどまっており、目標から乖離し始めている。国内の教育現場においては、既存のカリキュラムの遂行と同時に、国際バカロレアの導入を進めるためのリソースが不足していることが要因の1つと考えられている。こうした課題を解決あるいは改善することができれば、同社の取り組みが国際バカロレアの普及に寄与できる余地は高まるのではないか。

同社では今期よりこうした課題解決策を提供するためのプラットフォームの試験運用を開始する。具体的には、カリキュラムについては対面型と遠隔型を組み合わせた「ブレンド型教育」の実験をアオバで開始する。遠隔型に関してはBBT大学等で培ったノウハウを活用する。ただ、「ブレンド型教育」も年齢層や科目によってバランスを最適化することが必要であろう。例えば、映像コンテンツを用いた授業は高校生であれば有効性が高いが、小学生においては効果が低い可能性がある。また、スマートフォンやタブレット端末などを十分使いこなせるかどうか、ディスカッションの方法などそれぞれ異なるため、試行錯誤のフェーズを十分確保したい方針だ。また、国際バカロレアに対応する教員の養成・研修プログラムなども模索する方針である。これらのプラットフォームが効果を発揮できれば、国際バカロレアを含む世界標準の教育普及を通じて、グローバル人材の育成・輩出にも寄与すると同時に、業績面での更なる貢献も拡大するものと予想される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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