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【ランチタイムコメント】中国は緩和期待、米利上げならアク抜けを意識したスタンス

2015年9月11日 12:03

 日経平均は小幅下落。9.94円安の18289.68円(出来高概算18億1000万株)で前場の取引を終えている。先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)となるなか、SQ試算値は18119.49円だった。SQに絡んだ売買は買い越しと観測されていたが、ファーストリテ<9983>など大型株の一部にまとまった売りが出ていた影響から、SQ値は下で始まった。結果的には日経平均は寄り付き直後に18124.35円まで下げ幅を拡大させたが、SQ値がサポートとして機能した格好。その後は下げ幅を縮め、前日終値を挟んでのこう着をみせている。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数では大型株指数のみマイナスであり、一方で小型株指数の強さが目立つ。セクターでは、不動産、小売、その他金融、証券、サービス、銀行などが堅調。半面、石油石炭、海運、保険、電力ガス、輸送用機器、電気機器などが小安い。

 SQが通過し、市場の関心は週末控えている中国の鉱工業生産指数、小売売上高、固定資産投資の指標発表、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)に移る。中国については弱い結果は想定内であり、一方で追加の金融緩和策への期待が根強い。米国については、9月利上げ再開を織り込む流れから、アク抜けを意識したスタンスになろう。
 コア銘柄についてはこれらを見極めたいとする流れから手掛けづらさはあるだろうが、ファナック<6954>などをみても、既に3ヶ月間の調整で年初来安値を更新している状況である。一段安というよりは、アク抜けからの自律反発を意識しておきたい。(村瀬智一)

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