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【ランチタイムコメント】日経平均は反落、決算を手掛かりとした個別対応のほか、来週の経済対策を意識した物色に

2016年7月28日 12:21

 日経平均は反落。114.56円安の16550.26円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を終えている。日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強い相場展開となった。27日の米国市場はまちまちの展開となり、ナスダックの上昇などは、前日の米アップルの時間外の上昇で織り込み済みに。シカゴ日経225先物清算値は大阪比120円安の16590円だったが、これにさや寄せする格好となっている。また、為替市場では1ドル104円台と円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせている。

 日経平均は寄付き直後に16600円を回復する場面もみられたが、その後はじりじりと下げ幅を広げており、前場半ばには一時16450.28円と16500円を割り込む場面をみせている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の7割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも下落。セクターでは鉱業、卸売、水産農林、非鉄金属が小じっかり。半面、空運、その他製品、銀行、サービス、電力ガス、保険、小売が冴えない。

 日経平均は5日線を挟んでのこう着をみせている。一目均衡表では雲上限レベルを支持線として強弱感が対立している。日銀の金融政策決定会合を控えてリスク回避を意識したポジション圧縮の流れもあろう。チャート形状をみると、雲上限は16500円近辺から、来週には一気に16240円辺りまで切り下がりをみせてくる。雲に沿った調整をみせてくる可能性もあるため、より様子見姿勢が強まりやすいだろう。

 物色は決算を手掛かりとした個別対応のほか、来週の経済対策の発表を意識した政策関連などでの短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりそうである。(村瀬智一)

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