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【ランチタイムコメント】日経平均は下落、日銀会合の結果待ちで神経過敏に

2016年7月29日 12:01

 日経平均は下落。65.45円安の16411.39円(出来高概算8億7000万株)で前場の取引を終えている。シカゴ先物は大阪比155円高だったが、日銀の金融政策決定会合の結果を控えるなか、為替市場では朝方に1ドル103円台をつける場面がみられた。この為替の値動きを受けて売りが先行し、寄付き時点で16359.68円と16400円を割り込んだ。

 ただ、寄付きが現時点での安値となり、その後日経平均は16500円を回復する場面をみせている。とはいえ、日銀会合の結果待ちとなるなか、日経平均は16400円を挟んでの推移となり、為替市場も不安定な値動きが続いている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。

 規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも下げているが、大型、中型は小幅な下げにとどまっている。セクターでは証券、ガラス土石、保険、その他金融、不動産がしっかり。一方で、鉄鋼、電力ガス、卸売、繊維、精密機器、鉱業が冴えない。

 日銀会合の結果待ちのなか、不安定な値動きが続いている。これまでの日銀会合では発表後に乱高下する展開が続いていたこともあり、相当神経質になっているようである。大阪225先物は現物の前引け段階では16390円処だったが、その後急伸し、一時16690円まで上げ幅を拡大させる場面をみせている。値動きの荒さからインデックスに絡んだ商いに振らされやすく、資金の逃げ足も速いと考えられるため、参加しづらい状況であろう。

 また、決算発表が本格化していることもあり、結果を見極めたいムードも根強い。市場全体の流れがアク抜けといった展開に向かわず、一部の銘柄に資金が集中する形で明暗を分けているため、やや割り切りスタンスでの値幅取りになりやすい。また、マザーズ指数が2%を超える下落となるなど、中小型株の動向も気掛かりであろう。日経平均が堅調推移としても、中小型株の波乱展開が警戒される。(村瀬智一)

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