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【注目トピックス 日本株】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家しゅう:「一般信用」と「制度信用」とは?

2016年8月3日 12:29

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家しゅう氏(ブログ「しゅうの高配当株・株主優待株で経済的自由を目指すブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年7月27日15時に執筆

こんにちは^^、フィスコソーシャルレポーターのしゅうです。

前回、株主優待クロス取引について書かせて頂きました。株主優待クロス取引とは、株主優待取得を目的として、「現物買い」と同株数の「信用新規売り」を行う取引でしたね。そして、この「信用新規売り」には、「一般信用」と「制度信用」の2つがあると書かせて頂きました。今回は、この2つについて説明したいと思います。

簡単に説明しますと、「制度信用」は、取引できる銘柄、株式を返済する期限などが、取引所規則により決定されている信用取引で、「一般信用」は投資家と証券会社の間で返済期限などを自由に設定できる信用取引のことです。

「制度信用」では、取引所ごとに決められていますので、基本的にどの証券会社で取引しても同じこと(※証券会社で独自の規制がある場合があります)になります。ですので、株主優待の取得コストを下げるためには、「信用取引手数料」が安いところで売買することが大事になります。

それに対して、「一般信用」で「信用新規売り」ができる証券会社は限られています。2016年7月現在で、カブドットコム証券、SBI証券、松井証券、大和証券、岩井コスモ証券の5社になります。

「信用新規売り」では、売るための株券を調達する必要があります。「制度信用」では、証券会社は足りない分を証券金融会社に申し込み、証券金融会社が大株主などから借りてくることになります。売りが膨らみますと、調達するのが困難になり、調達コストが上がります。その調達コストは入札によって決まり、「逆日歩」という形で投資家の費用になります。あまりに売り建てが多いと売り禁(新規売り建ての禁止)になりますが、売れなくなることは少ないです。それに対して、「一般信用」では、証券会社が予め調達した株券を売ることになります。ですので、在庫が無くなれば売れなくなります。在庫に限りはありますが、調達できている株券ですので、「逆日歩」はつきません。

「制度信用」では、売れなくなることは少ないですので、権利付き最終日に約定するように注文を出すことが多いです。また、「信用取引手数料」は安い証券会社が選べますので、最大のコストは、「逆日歩」になることが多いです。

前回挙げました6月末権利銘柄の例では、グリーンランドリゾート<9656>の取得コスト402円の内、400円が「逆日歩」、藤田観光<9722>の取得コスト2,025円の内、2,000円が「逆日歩」になります。「逆日歩」は大きいですね。

それに対して、「一般信用」では、在庫状況によっては1ヶ月以上前からクロスする必要があります。「信用取引手数料」もそれなりにかかりますので、「信用取引手数料」と「貸株料」(信用売りの金利)が主なコストになります。

物語コーポレーション<3097>の取得コスト7.732円の内、1,288円が「信用取引手数料」、6,071円が「貸株料」になります。また、日本マクドナルドホールディングス<2702>の取得コスト4.168円の内、1,115円が「信用取引手数料」、2,868円が「貸株料」になります。

「制度信用」と「一般信用」の最大の違いである「逆日歩」がつく、つかないで、主なコストが違ってきます。


株主優待クロス取引の説明はまだ続きますが、8月権利銘柄のクロス時期が近づいてきておりますので、次回からは8月権利銘柄の紹介をしたいと思います。

なお、お約束ですが、投資は自己責任でお願いいたします。
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執筆者名:しゅう
ブログ名:しゅうの高配当株・株主優待株で経済的自由を目指すブログ


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