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【注目トピックス 日本株】ミルボン Research Memo(5):中国、韓国での売上高は2ケタの伸び率となった

2016年8月3日 16:15

■ミルボン<4919>の2016年12月期第2四半期決算

(2)海外展開の状況

主要国別動向では、全体の約87%を占める日本が前年同期比7.8%増となったのを始め、中国、韓国がいずれも2ケタの伸び率となった。一方、米国とタイが減収となっている。国別概況は以下のとおり。

a)米国(ミルボンUSA)
既存ヘアスタイリング製品による「スタイリングブック」を制作しての教育活動や、『プラーミア』のサロントリートメント導入についての店内教育などを実施した。これらが奏功して、スタイリング剤と『プラーミア』は増収となった。減収となった要因は、代理店における流通在庫調整の影響であり、代理店からサロンへの販売や、同社からサロンへの直販については順調に推移しているもようだ。

b)中国(ミルボン上海)
春夏シーズンカラーの提案と外国人ハーフモデル風の髪色に仕上がる『オルディーブ スモーキーアッシュ・マット』が好評を博して、今第2四半期の増収につながった。新規サロン開拓では、いわゆる一線都市8ヶ所でエリアトップサロン向けに政策発表会を実施した。今後の事業拡大という点では、西南地域(成都)に仮事務所を設置したほか、華北地域(青島)の代理店と新規契約し、販売を開始した。

c)韓国(ミルボンコリア)
季節に合わせた定期的な新色展開が評価され、染毛剤部門は前年同期比34%増と大幅に伸びて全体をけん引した。今後は『プラーミア』や『オージュア』の展開を通じてヘアケアも含めた、「総合ブランドのミルボン」のイメージ確立に注力する予定だ。『オージュア』は韓国内の10サロンに絞って展開しているが、テストマーケティング段階では順調なリピートオーダーが来ている状況で、10月からの本格展開による成果が期待されている。

d)タイ(ミルボンタイランド)
生産部門は順調に立ち上がり、生産部門単独での黒字化が視野に入ってきている。一方、販売部門は今第2四半期の売上高が前年同期比17.1%減と苦戦している。ブランド別では『プラーミア』のように大幅増収となっているものもあるが、技術プロセスや仕上がりの違いについてサロンスタッフに落とし込み切れなかったことなどの理由からヘアケア部門が減収となり、全体の足を引っ張った。今後の展開としては、好評を博している染毛剤部門での増収と、人気ブランドとなっているプラーミアの拡販に注力して巻き返す計画だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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