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【注目トピックス 経済総合】テスラ中国語サイト「自動運転」の表現削除、8月2日の衝突事故後

2016年8月17日 10:55

米テスラ・モーターズ(TSLA/NASDAQ)の電気自動車(EV)「Model S」が自動運転機能「オートパイロット」作動中に衝突する事故が中国で初めて発生したことに絡み、テスラの中国語サイトから「オートパイロット」と「自動運転」の文字が同事故後に削除されていたことが明らかになった。現在は「自動アシスト運転」という表現に変更されている。新浪科技が16日付で伝えた。
事故車のオーナーは中国版ツイッター「微博」上で、「テスラ車の自動運転技術は成熟していない」と指摘。「メーカーは『自動運転』を販促事のアピールポイントにすべきではない」と訴えていた。しかし先週10日時点で、北京市内のテスラディーラーでは、店舗外の広告に「自動運転」の文字が大きく表示されていたという。
一方でテスラ側は、中国語サイト上から「オートパイロット」と「自動運転」の文字を削除したことについて「翻訳上の調整」と説明。英文→中文への翻訳時に生じた語彙間の差を埋めるものだとして、事故とは無関係である点を強調している。
またテスラ関係者によると、事故発生後テスラは、「オートパイロット」に関する客への説明内容に関して、中国人スタッフを対象とした緊急研修を実施。同機能作動中も必ず両手をハンドルの上に置くよう説明することを周知徹底させたという。
中国初となった「Model S」の衝突事故は、8月2日に北京市内で発生。環状道路「五環路」を走行中に、前方に停止していた故障車をシステムが認識できずに追突したという。幸い、死傷者は出ていない。
ドライバーの説明によると、故障車は最内側の車線に停止していた。当時は道路が比較的混んでいてスピードが出ていなかったが、前を走っていた車両が故障車をよけて加速させたことで、前方に空間が生まれた。すると「Model S」は「オートパイロット」で本来設定された巡航速度へと加速。故障車を認識しないまま追突したという。事故当時、ドライバーはハンドルを握っていなかった。
この事故についてテスラ側は、「ドライバーに過失がある」という立場を貫いている。自動運転機能はハンドルを握り通常運転するドライバーを補助する機能である点を強調。デフォルト状態でOFFになっているオートパイロットモードは、ドライバー自身が責任を取る前提で使用するべきものだと説明した。使用説明書の中で、オートパイロットモードでもドライバーは自動車の動きに責任を持たなければならない旨を注記していることに言及した。

【亜州IR】

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