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【注目トピックス 日本株】三機工業—第1四半期は受注高・繰越受注高がともに前年同期比で約2割増加。営業赤字幅は縮小、経常利益は黒字転換。

2016年8月25日 11:20

三機工業<1961>は8月10日に2017年3月期第1四半期(2016年4~6月期)決算を発表。受注高が前年同期対比19.3%増の553.38億円、売上高1.8%減の338.66億円、営業利益が2.65億円の赤字(前年同期は6.30億円の赤字)、経常利益が0.27億円の黒字(同2.54億円の赤字)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.02億円の赤字(同2.66億円の赤字)で着地した。

売上高では、主力の建築設備事業でビル空調衛生が第1四半期期末繰越受注高大幅増加の影響で減少した一方、期首繰越受注高が大きかった機械システム事業が伸び、全体では微減となった。しかし、原価管理の徹底や作業効率の向上などで全ての利益率項目が改善。売上総利益率が2ケタの11.5%を確保するとともに、営業利益の赤字幅が2年連続で縮小し、経常利益については四半期決算を本格導入した2008年以来、8年ぶりの黒字に転換した。第1四半期に減収になったビル空調衛生だが、大型案件の受注獲得で今後の収益につながる受注高は大幅に増加。産業空調も引き続き大幅増加となり、結果として第1四半期の全体の受注高は前年同期比19.3%増の553.38億円に拡大し、繰越受注高も期首と比べて20.2%増の1063.88億円に増えた。

2017年3月期通期では、売上高が前期比3.4%増の1850.00億円、営業利益が同0.1%減の65.00億円、経常利益が同14.0%減の70.00億円、当期純利益が同8.0%減の49.00億円と期初予想と同様の計画。第1四半期は営業赤字になったが、もともと同社は下期に売上・利益が偏る傾向が強い。それに受注高、繰越受注高ともにしっかりと伸びている。こうしたことから通期計画の達成に向けて順調に推移していると考えられる。


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