マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 日本株】アイエスビー Research Memo(6):開発案件が順調な拡大を見せているQt

2016年9月9日 16:13

■新事業・注目商材の進捗状況

(3)Qt(キュート)

QtはThe Qt Companyが手掛けるアプリケーション開発キットだ。最大の特長は1つのソースコードで、複数のOS(Windows、MacOS、Linuxなど)やデバイス(デスクトップ、モバイル機器等)に対応可能な“クロスプラットフォーム”という点だ。アイ・エス・ビー<9702>は2008年から日本及びベトナムでのQtの正規販売代理店として活動している。

Qtについては、組込みシステムの領域においてEmbedded Linuxの採用が進むにつれて、アプリ開発ツールとしての採用事例が加速度的に伸びている状況だ。特に、車載機器やデジタル家電、組込装置、スマートフォン市場で一段と活性化している。そうした中、同社は、2015年12月期には大型案件も含めて8件の受注実績を残した。2016年12月期に入ってもQt開発案件は順調な拡大を続けている。第2四半期のQt開発案件の売上高は組込み分野の売上高の4.6%に達した(前年同期は2.2%)。

今後について同社は、ここ最近の急激な成長は一段落し、緩やかな安定成長期に入ると想定している。しかしながら、このことは組込みソフト分野の成長鈍化を意味するわけではない。Qt開発案件の増加は、直接の売上高以外に伝統的な組込み分野のソフト開発事業において、波及効果をもたらしているからだ。そしてこの波及効果こそが、同社が真に狙っている領域と言える。

具体的な波及的効果の内容は様々だが、同社が国内の数少ないQt代理店ということで、従来は直接取引がなかった業界トップクラスの大手企業から直接受注するようになったり、Qt開発案件をきっかけとして、他のソフト開発やSI案件の受注獲得へとビジネスが拡大したりといった事例を具体例として挙げることができる。こうした波及効果の金額は、Qt開発案件の直接受注額を大きくしのぐレベルに達しているもようだ。同社では今下期以降も、Qt開発案件を突破口に、新規・大口顧客の開拓や既存客との取引拡大を狙う方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

<HN>

fisco

「マネーポストFX」の注目記事

半年の最大損失が約6万円なのに、取引全自動で稼ぎは50万円以上のFX
取引全自動のFXシストレ 5万円元手に1か月で8万円稼いだ実力
忙しくてもFX自動売買で1000万円儲けたトレーダー
40代投資家 「守り」を意識した売買で5000万円突破
相場観ゼロでもFXで1000万円稼ぐ方法とは
  • 約1年で140万円の儲け 暴れ馬ポンドで稼いだFXシストレ
  • 年間利回り10%以上も可能 海外銘柄で配当投資を始める方法
  • 2017年夏号(6月1日発売号)

    大特集は〈ただならぬ大化け株 総力発掘50〉。藤野英人氏が見出した「次世代テーマ株」や、戸松信博氏、藤井英敏氏らが注目する爆騰期待の個別株をランキング形式で紹介。橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

     日頃、雑誌『マネーポスト』をご愛読いただきまして誠にありがとうございます。このたび、『マネーポスト』は2017年夏号(2017年6月1日発売号)をもって、当サイトに完全移行・統合することとなりました。
     これまでのご愛顧に心から感謝いたしますとともに、「マネーポストWEB」も同様にお引き立ていただければ幸いです。

    2017年夏号(6月1日発売号)

    大特集は〈ただならぬ大化け株 総力発掘50〉。藤野英人氏が見出した「次世代テーマ株」や、戸松信博氏、藤井英敏氏らが注目する爆騰期待の個別株をランキング形式で紹介。橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。