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【注目トピックス 市況・概況】後場に注目すべき3つのポイント~日米経済イベントを控え、よりこう着感が強まる

2016年9月20日 12:23


20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日米経済イベントを控え、よりこう着感が強まる
・ドル・円は101円90銭付近、ドル伸び悩み、日米の中銀会合を前に売買手控えも
・三菱電機、キーエンスなど5社の目標株価変更


■日米経済イベントを控え、よりこう着感が強まる

日経平均は小幅に続伸。18.61円高の16537.90円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。週明けの米株安の流れを受けて、利食い先行で始まった。ただし、日経平均は寄付きを安値に、その後は下げ幅を縮めると、前場半ばにはプラス圏を回復している。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇。セクターでは電力ガス、情報通信、ゴム製品、輸送用機器、その他製品が上昇。半面、鉱業、鉄鋼、倉庫運輸が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>の下げが目立っている。

日米金融イベントを控え、売り買いが交錯している。ただし、寄付きが安値となる形で切り返していることから、チャート上は先週後半の価格水準で陽線を形成しており、底堅さが意識される。銀行は高安まちまちだが、メガバンク3行がしっかりであり、安心感につながろう。また、為替相場は1ドル101円台後半での推移ではあるが、トヨタ自<7203>など自動車株の上昇もセンチメントを明るくさせる。

引き続き底堅さが意識されることが期待されるが、日米経済イベントを控えているため、オーバーナイトのポジションは取りづらいと考えられる。大引けにかけては、ポジション調整の流れから、よりこう着感が強まる可能性はありそうだ。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)



■ドル・円は101円90銭付近、ドル伸び悩み、日米の中銀会合を前に売買手控えも


20日午前の東京外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開。日経平均株価の切り返しを受け、一時102円を回復したが、今日と明日開催の日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的なドル買いを手控える動きがみられる。

ドル・円は101円後半で寄り付き、101円79銭を下値にもみあった後、日経平均が前週末比100円超安の水準からプラス圏に切り返したことを好感し、ドルは値を戻す展開に。ポジション調整のドル買いが観測され、ドルは一時102円06銭まで上昇した。

ただ、今日と明日の日米の中銀会合を前に積極的な買いを手控える動きが観測されており、ドル買い一服後は再び101円台での推移となった。

ランチタイムの日経平均はプラス圏推移が続いており、日経平均は後場も買いが続くと予想される。ただ、午後の取引でも株高を意識したドル買いは入りやすいものの、円高リスクを警戒した動きが広がる可能性もあろう。

ここまでドル・円は101円79銭から102円06銭、ユーロ・円は113円78銭から113円95銭、ユーロ・ドルは1.1172ドルから1.1180ドルで推移した。

12時20分時点のドル・円は101円90銭、ユーロ・円は113円84銭、ポンド・円は132円89銭、豪ドル・円は76円84銭で推移している。


(為替・債券アナリスト 吉池威)



■後場のチェック銘柄


・三菱電機<6503>、キーエンス<6861>など5社の目標株価変更
・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、日経平均を約17円押し上げ

・田中化学研究所<4080>、環境管理センター<4657>など4社がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・豪準備銀議事要旨
「豪ドル高は経済の調整を複雑化する可能性」
「豪ドル安が貿易セクターを引き続き支援」
「現在の政策スタンスは成長・インフレ目標と一致」


☆後場の注目スケジュール☆


<国内>
・日銀金融政策決定会合(21日まで)


<海外>
・15:00 独・8月生産者物価指数(前年比予想:-1.6%、7月:-2.0%)
・15:00 スイス・8月貿易収支(7月:28.1億フラン修正値)
・米・連邦公開市場委員会(FOMC)(21日まで)


<WA>

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