トレンド

2022年は令和のセクシー元年に!男女ともに「ボディコン」再燃もあるか

過去のトレンドが再び?(写真は1998年/時事通信フォト)

過去のトレンドが再び?(写真は1998年/時事通信フォト)

 約2年続いた巣ごもり生活により、人に会わず服を買わない人が増えたことで、大きな打撃を受けたアパレル業界。しかし、もしこのまま新型コロナウイルスの流行が落ち着くなら、来たる2022年はこれまでと全く違う景色が広がっているかもしれない。アパレル業界の“未来予想図”について、専門家に聞いた。

 多くの人がこの自粛生活で身に覚えがあるように、コロナ禍での「非・移動社会」での暮らしは、とにかく太りやすい。その反動で、2022年はスリムな体形のブームがまたやって来るという。消費者経済総研チーフ・コンサルタントの松田優幸さんいわく、2022年は令和の“セクシー元年”だ。

「1990~2000年代に流行したY2Kファッションや厚底ブーツ、へそ出しスタイルのほか、ミニスカート、“ボディコン”のようなタイトな服など、スリムな体形の方が似合う、セクシーなスタイルの流行が復活します。バブルをほうふつとさせる、インパクトの強い青のアイシャドーや黒のアイラインもトレンドになるでしょう」(松田さん・以下同)

 2022年、タイトなファッションを好むようになるのは男性も同じ。現在流行しているような体形を隠すオーバーサイズのファッションは鳴りを潜め、メンズも体のラインが出るような小さめの服が流行るという。

「いま、ユニクロではレディースの洋服が男性に売れ始めています。だぼっとしたメンズサイズだと“おじさん体形”に見えてしまう。レディースならシルエットがきれいに出て、細身かつスタイルがよく見えるのです」

 では、もはや世界中の人がつけているマスクはどうか。顔のコンプレックスなどを隠せる側面から“マスク依存”となり、「マスクは顔のパンツ」つまり、もはや外すことの方が恥ずかしいと言う若者も増えている。

「2022年以降、コロナが収束したとしても、感染予防ではなくファッションアイテムとして、マスクの需要は継続するでしょう。予防効果が高いとされる不織布よりも、2022年はおしゃれで肌触りのいいウレタンマスクが人気を集めるはずです」

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。