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【注目トピックス 日本株】イーレックス<9517>—新中期経営計画『Dash1000』を掲げ、中長期的に売上高1,000億円を目指す

2016年9月30日 14:27

ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』9月29日放送において、イーレックス<9517>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

■会社概要
イーレックス<9517>は電力小売事業を展開する独立系の新電力(PPS)企業。競争力のあるベースロード電源、機動的な販売戦略といった特徴を武器に、2016年からの電力全面自由化の流れの中で高成長を目指している。ベースロード電源とは、季節や天候、1日の時間帯などの条件に左右されず、年間を通して安定して一定量の電力を作り出せる電源のこと。

■足元の業績
8月12日に2017年3月期第1四半期(2016年4~6月期)決算を発表。売上高が前年同期比12.1%増の54.78億円、営業利益が前年同期比4.1倍の7.26億円、経常利益が前年同期比4.8倍の6.97億円、四半期純利益が前年同期比4.9倍の4.97億円で着地した。

今年4月の電力小売り全面自由化を受け、子会社2社が低圧分野における電力供給をスタート。子会社2社の電力供給施設数は6月末時点で約1万1,300施設と順調に拡大している。従来から展開している高圧分野における電力販売でも営業展開が進捗。同分野の電力供給施設数も今年3月末の約8,000施設から今年6月末には約8,600施設に増えた。また、バイオマス発電の土佐発電所などが安定操業したことも貢献している。利益面では、供給施設数の拡大に伴う仕入電力量の増加に加え、人員の増員や営業活動強化に伴う代理店報酬の増加などが圧迫要因となったが、増収効果で吸収し、大幅な増益を達成した。

■2017年3月期
2017年3月期通期では売上高が前期比46.3%増の334.66億円、営業利益が前期比54.6%増の26.64億円、経常利益が前期比51.9%増の24.51億円、当期純利益が前期比28.2%増の14.26億円を見込む。通期計画に対する第1四半期の営業利益の進捗率は27.2%と良好で、通期計画の達成に向けて業積は順調に推移していると考えられる。なお、同社は5月9日に中期経営計画を発表。再生エネルギーと電力小売りの拡大を基本とし、4~5年後に売上高1,000.00億円、営業利益率10.0%、ROE20.0%を目指す。

■新中期経営計画『Dash1000』
競争力ある電源の確保と小売事業の強化によって、2020年3月期以降に売上高1,000億円に到達するための準備を着実に進める3年間という位置付け。最終年度の2019年3月期においては売上高673.39億円、営業利益73.54億円を計画している。

電源確保では自家発電所の建設計画が目白押しとなっている。2016年秋稼働予定で大分県に建設中の佐伯発電所に加え、福岡県豊前市にバイオマス発電所を建設する案件について、きょう29日に準備会社の設立を決議している。福岡県豊前市の九州高圧コンクリート工業の敷地内に出力約7.5万kWの木質ペレットおよびパームヤシ殻を主燃料とするバイオマス発電所を建設・運用し、燃料は全量同社が供給する。発電所建設は2017年に着手、2019年度に完成予定であり、完成時にはバイオマスを主燃料とする発電所としては、わが国最大級の発電所となる見通し。

また、7月末には太平洋セメントとの共同出資により、岩手県大船渡市の太平洋セメント敷地内に、新会社が木質バイオマスによる電力卸事業を行う。国内最大規模、再熱式蒸気タービン採用の発電設備を建設し、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を利用して電力卸事業を行う。発電所建設は2016年度より着手、2019年秋に完成し、以後20年にわたり発電・売電する計画。

■電力の小売販売先の開拓も順調
電力の小売販売先の開拓も順調。大口需要家向けの高圧分野は、1,200の代理店を通じて獲得した顧客数が8,000件を超えた。2016年4月から自由化された一般家庭などを対象とする低圧分野では、アライアンス戦略で臨んでいる。これまで、LPガス販売会社39社などと提携し、11,000件以上の顧客を獲得した。同社の小売電力量は、現状は高圧分野が大半を占めているが、徐々に低圧分野の販売量を増やし、売上高1,000億円達成時点では低圧分野の構成比が50%になると同社では想定している。

■タニタと協業
子会社のイーレックス・スパーク・マーケティングは、タニタヘルスリンクおよび兼松と競争で開発した電力新サービス「タニタ×イーレックスあるく・おトク・でんき」プランを10月1日から受付を開始する。このプランは「健康」をテーマにした新しい電力サービスで、お得なESMの電気料金に加えて、加入される顧客に、タニタ製の活動量計を使い、歩数に応じて付与される「あるく・おトク・でんき」ポイントで、さらに電力料金の割引を受けることができる。

■株価動向
株価は7/26高値3,135円をピークに調整をみせているが、2,500-2,970円辺りのボックスレンジでの推移のなか、このレンジ上限を捉えてきている。一目均衡表ではいったん雲下限までの調整をみせた後に雲上限を捉えており、本日は雲上限から上放れる動きをみせている。遅行スパンは実線を下から上に突き抜ける格好から上方シグナルを発生。需給動向では信用倍率が1.2倍と取り組みに厚みが増している。レンジを明確に上放れてくるようだと、売り方の踏み上げを狙った商いが増えてくる可能性もありそう。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送


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