マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

FiscoNews

【注目トピックス 日本株】イデアインター Research Memo(4):トラベルショップの店舗数増に伴い、売上高も拡大

2016年10月6日 15:12

■事業セグメント別動向

(2)住関連ライフスタイル商品小売事業(「小売事業」)

小売事業は同社が直営店舗(一部、フランチャイズ(FC)店もあり)を運営し、同社の各商品を販売する事業だ。

イデアインターナショナル<3140>は商品のブランドをグループ別に、インテリア・キッチン雑貨の「BRUNO(ブルノ)」、オーガニック化粧品の「Terracuore(テラクオーレ)」、トラベル用品の「MILESTO(ミレスト)」の3つに集約した。それに合わせて店舗ブランドも、インテリア雑貨・キッチン雑貨を扱う「Idea Seventh Sense」、オーガニック化粧品「Terracuore」、トラベル用品の「Travel Shop MILESTO」の3業態(及びそれらの派生ショップブランド)に集約している。

同社は過去のリストラ期において、インテリア雑貨やオーガニック化粧品の店舗の整理を進め、一方で、ここ1,2年は販売好調なトラベル用品店舗の拡大を行ってきた。2016年6月現在では、全国の主要都市のランドマーク的商業施設などに、20店舗を展開している(一部は複数ブランドが店舗を共用している)。

事業セグメントとしての小売事業は、店舗売上とインターネット販売(EC)の合計からなっている。このうち店舗売上高だけを取り出してその推移をみると、2016年6月期は1,822百万円で、前期比3.5%の減収となっている。これは、インテリア雑貨やオーガニック化粧品分野で不採算店舗7店を閉鎖した影響だ。商品分野別の動向をみると、同社が成長を期待して注力するトラベル分野の売上高は順調に伸長した。同社の小売事業はここ数年、店舗(店舗ブランド、業態)及びブランドの整理を急速に進めてきた。したがって年度ベースの推移と合わせて四半期ベースでの推移をチェックすることが同社の分析に資すると思われる。

同社のトラベル用品の店舗ブランドは、「Travel Shop MILESTO」と「Travel Style by MILESTO」の2つだ。前者は既存業態の店舗で、大型店・高価格帯・旅行を前面に出した品ぞろえという特徴の店舗ブランドであるのに対し、後者は中小型店・低価格帯・日常使いを意識した品ぞろえといった特徴を持つ新規のローコスト・モデルの店舗となっている。立地の点でも「Travel Shop MILESTO」は空港や大都市圏の中核・大型の商業施設に出店されているのに対し、「Travel Style by MILESTO」はもう少し商圏の小さい商業施設や地方のショッピングモールなどに出店されている。

同社は、2016年6月期において10店舗の新規出店を計画したが、実績は7店舗だった。その業態別内訳は計画においても実績においてもすべてトラベル用品であった。実績ベースの内訳は既存業態2店舗、新規業態5店舗となっている。これらの新規出店各店舗はいずれも順調な立ち上がりを見せている。特にローコスト型新規業態で、出店先のモールの集客力が強いmozoワンダーシティ店やイオンモール常滑店などは、新規開店後2か月目には単月黒字化するという極めて好調な滑り出しとなっている。

同社は、今後も出店を継続・加速させる計画だが、出店場所としては、一定の集客が見込まれる地方のショッピングセンター、ショッピングモールが主体となるとみられる。したがって、今後の出店では小型でローコストの新規業態「Travel Style by MILESTO」の店舗が多くなるものと弊社ではみている。また、詳細は後述するが、新規出店する店舗の業態においてもここ1、2年の動きから変化がみられる見込みだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

<TN>

fisco
  • 円高? 円安? 先行き不透明な今の円相場で短期的に利益を狙う方法
  • 顧客満足度3年連続1位!餃子が大量にもらえるFX会社?
  • 2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年春号(3月1日発売号)

    大特集は〈平成ラストバブルの号砲〉。戸松信博氏、藤井英敏氏らがこれから大化け期待の個別株をランキング形式で紹介。西堀敬氏によるIPO投資の最新攻略ガイドの他、橘玲氏、森永卓郎氏らによる連載も充実。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。