FiscoNews
2022年5月14日 6:50
13日の米国長期債相場は、反落。この日発表された5月ミシガン大学消費者信頼感指数速報家は59.1と市場予想を下回ったが、米国株式の反発や原油先物の上昇を受けて安全逃避の債券買いは縮小。インフレが制御不能となる可能性は低下しているものの、長期金利の動向については予断を許さない状況が続いている。報道によると、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は13日、「米連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ抑制に向け必要な措置を実施する」と述べている。
CMEのFedWatchによると、13日時点で7月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が1.75-2.00%以上となる確率は100%程度。12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.75-3.00%以上となる確率は56%程度。10年債利回りはじり高となり、2.87%近辺から2.94%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて2.919%近辺で推移した。
イールドカーブは、スティープニング。2年−10年は+34.60bp近辺、2−30年は+50.90bp近辺で引けた。2年債利回りは2.58%(前日比:+2bp)、10年債利回りは2.92%(同比:+7bp)、30年債利回りは、3.08%(同比:+6bp)で取引を終えた。
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当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
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