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【ランチタイムコメント】日経平均は小幅続伸、上値の重さよりも底堅さが意識されやすい

2016年10月18日 12:06

 日経平均は小幅に続伸。23.88円高の16924.00円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。米株安のほか、円相場がやや円高に振れていること、原油相場が続落で節目の50ドルを下回っていることも利食いに向かわせる要因となり、日経平均は反落で始まった。その後16844.17円まで下げ幅を拡大させる局面もみられたが、5日線処での底堅さが意識されるなか、上昇に転じている。

 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがマイナス。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>が堅調。半面、ソフトバンクグ<9984>、KDDI<9433>が重しになっている。セクターでは不動産、水産農林、パルプ紙、建設がしっかり。半面、鉱業、ゴム製品、倉庫運輸、保険、陸運、海運が冴えない。

 日経平均は底堅い値動きをみせている。足元のボックスレンジ内であり、ソフトバンクグのほかメガバンク3行や自動車株が弱含みとなり、方向感は掴みづらいものの中小型株がしっかり。指数インパクトの大きいファーストリテが下支えにもなっており、売り込みづらい状況であろう。

 また、円相場も1ドル103円80銭辺りでの横ばい推移と落ち着いており、後場もこう着とはいえ、上値の重さよりも底堅さが意識されやすい。物色の流れとしては決算など個別の材料のほか、AIやインバウンドなどのテーマ株での循環物色になりそうである。
(村瀬智一)

<AK>

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