FiscoNews
2022年6月18日 14:35
■下落、欧米金融引き締め加速を嫌気
今週の豪ドル・円は下落。欧米の金融引き締めペースは加速するとの見方や世界経済の減速を警戒してリスク回避的な豪ドル売り・円買いが優勢となった。5月豪雇用統計を好感した豪ドル買いも観測されたが、米国の経済指標悪化を嫌気した豪ドル売り・米ドル買いが強まり、この影響で対円レートは下落した。取引レンジ:91円97銭-94円99銭。
■下げ渋りか、雇用情勢の改善は好材料
来週の豪ドル・円は下げ渋りか。5月雇用統計で正規雇用者は大幅に増加したことから、豪準備銀行(中央銀行)の利上げ継続観測が豪ドル買いにつながる。日本銀行は金融緩和策を継続することも豪ドル・円相場に対する支援材料となる。ただし、世界経済の減速観測は後退していないため、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが急速に拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・20日:ロウ豪準備銀行総裁講演
・21日:豪準備銀行6月理事会議事要旨
予想レンジ:92円00銭-95円00銭
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当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
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