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【注目トピックス 日本株】グローブライド Research Memo(4):「DAIWA」を主力に、フィッシング総合用品企業として世界トップ(2)

2022年6月24日 15:04

■グローブライド<7990>の会社概要

c) ラケットスポーツ事業
ラケットスポーツ事業は、1980年に事業を開始した。「Prince」ブランドの各種ラケットスポーツ(テニス、バドミントン、スカッシュ等)の日本国内における輸入総代理店として、国内市場に商品を供給している。

「Prince」は1970年に米国ニュージャージー州プリンストンで創業されたブランドだ。これまで、数多くのトッププレイヤーが愛用し実績を積み重ねてきたことで、世界中で多くのファンの支持を集めている。その革新的なテクノロジーと洗練されたブランド力を生かして、ラケット類にとどまらず、テニスウエアをはじめとするスポーツアパレル用品のラインナップ充実に努めている。

d) サイクルスポーツ事業
サイクルスポーツ事業は、1991年に進出した。スポーツ自転車及び関連商品の輸入販売をしており、現在はドイツの「corratec」と「FOCUS(フォーカス)」、イタリアの「BOTTECCHIA(ボッテキア)」の3ブランドのスポーツ自転車のほか、「WTB」「iTM」等のブランドを冠するハンドルやサドル、タイヤなどを取り扱っている。

「corratec」はロード・MTBともに戦績を持つバイクブランドの1つで、特に伸張著しいeBike(イーバイク)のパイオニアでもある。ヨーロッパのeBike黎明期より製造・販売を行い、多くのユーザーに支持されている。変化に富んだトレイルに恵まれたこの地で徹底的にテストされたバイクは、ドイツ有数のバイクブランドとして成長を続けている。

「FOCUS」は1992年に設立されたブランドで、ドイツ最大手自転車企業であるダービーサイクルの傘下にある。レースでの実績も豊富で、ブランド設立当時からプロ選手やチームに供給を続け「レースの世界で勝つことができる自転車を開発する」と、最先端テクノロジーと機材を搭載した最新鋭マシンを供給し、スポーツ自転車を愛好する多くのライダーの支持を得ている。

「BOTTECCHIA」は1926年に創業し、ブランド名は天才レーサー・ボッテキア選手に由来する。勃興激しい自転車業界で長い歴史を誇ることに加え、世界3大レース(グランツール)での勝利歴もあるなど、ヨーロッパのロードレースでは輝かしい戦績を誇る人気ブランドとなっている。

(2) 海外展開
同社は輸出用リールの製造から事業を開始したこともあり、1966年の米国進出を皮切りに、海外展開に積極的に取り組んできた。今日では、同社本体及び国内外の子会社29社でグループを構成しており、2022年3月期の海外売上高比率は37.7%に達する。過去4年間(2019年3月期~2022年3月期)の売上高の平均成長率では、国内が7.8%、海外が17.8%であり、海外の成長性が高いことがわかる。

海外展開は、同社のオリジナルブランドで展開するフィッシングとゴルフの2つの事業を展開している。しかしゴルフについては、海外事業としての売上規模はわずかと見られる。したがって、同社の海外事業のほとんどは、フィッシング事業とみなして分析を進めて差し支えないと弊社では見ている。

フィッシング事業は、米州(米国カリフォルニア州)、欧州(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア)、アジア・オセアニア(台湾、豪州、香港、韓国、中国、シンガポール、マレーシア、タイ)に販売を担う現地法人を擁し、東欧や南米など世界各地域、多種多様な市場動向に合わせて販売戦略や取扱製品の拡販に取り組んでいる。

フィッシング事業は、生産面でも海外展開を進めている。現状ではタイ、中国(2社)、ベトナム及び英国で製造を行い、国内及び全世界の市場へ向けて製品を出荷している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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