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【注目トピックス 日本株】ファストロジク Research Memo(3):2015年2月にマザーズ上場、翌年2月には東証1部指定となる

2016年10月27日 14:20

■会社概要と事業モデル

(1)会社概要

ファーストロジック<6037>は現代表取締役社長の坂口直大(さかぐちなおひろ)氏により、2005年8月に設立された。システムエンジニアであった同氏は、不動産投資の物件についてリサーチしたときに、個人向けの投資用不動産市場が実質的に存在していないことに気付いた。そこで同氏は、株式市場のように誰もが参加できる公正な市場を創りたいと考え、同社を創業した。

同社の事業は不動産投資のポータルサイト「楽待」の運営だ(事業モデルの詳細は後述)。すなわち、同社は不動産投資に関する情報(物件情報や各種のリフォームなど周辺サービスの情報)を取り扱う情報サービス会社であって、不動産会社ではない。不動産業界は同社の顧客であり、同社自身が不動産会社となってはそこに利益相反などの様々な問題が起こる可能性がある。

同社は情報サービス会社として、個人を主体とした不動産投資家と不動産会社とをマッチングさせることに特化した収益モデルを採用している。同社のKPI(重要業績指標)は物件掲載数や会員数、ページビュー数(PV数)などであり、不動産市況の変動には本質的に左右されないということだ。むしろ、不動産価格が低迷する局面では不動産投資の利回りが上昇するため、ポータルサイトとしては活況を呈することが過去の実績から証明されている。不動産市況や不動産業界の景況感とは一線を画して、物件掲載数や会員数、ページビュー(PV数)などの伸長に伴って安定的な業績拡大が期待できる点が、同社の特徴であり強みであると弊社では評価している。

株式市場には2015年2月に東証マザーズ市場に上場したのち、2016年2月に東証1部に指定となり、現在に至っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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