FiscoNews
2022年8月4日 8:53
3日のドル・円は、東京市場では133円90銭から132円29銭まで下落。欧米市場では132円96銭から134円55銭まで反発し、133円87銭で取引終了。本日4日のドル・円は主に134円を挟んだ水準で推移か。米国株高を受けてリスク選好的なドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。
3日のニューヨーク外国為替市場でドル・円は一時134円55銭まで買われる場面があった。米中関係のすみやかな改善は期待できないものの、軍事的な緊張状態が一段と高まる可能性は低いとみられていること、この日発表された7月ISM非製造業景況指数が予想に反して改善したことが、ドル買い材料になったようだ。
市場参加者の間では、次回9月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.50ポイントの追加利上げが決定される可能性が高いとの見方が多い。また、今後発表される雇用やインフレ関連指標が市場予想を上回った場合、11月と12月に合計0.75ポイントの追加利上げが行われる可能性もあるとみられている。ただし、米国は中国・ロシアとの関係改善を望んでいないとの見方は残されており、リスク選好的な為替取引が大幅に拡大する可能性は低いとみられる。
<FA>
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。