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【注目トピックス 経済総合】ウォール街を知るハッチの独り言 アメリカ株と昔の株券を集める趣味の話(マネックス証券 岡元 兵八郎)

2022年9月14日 9:29

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、9月12日に配信されました。
そのなかから今回は、同証券のチーフ・外国株コンサルタント、『ハッチ』こと岡元兵八郎氏のコラム「ウォール街を知るハッチの独り言」の内容をご紹介いたします。

私の趣味の一つは古い株券を集めることです。えっ、株券って?と思われる方もいるかもしれません。株券は文字通り、会社の株式の所有権を証明する証書です。株券の歴史は長く、ギネスブックによると世界で最も古い株券は1606年にイースト・インディア・カンパニーが貿易を行うために資金調達を行った際に発行されたものといわれています。

私が昔のアメリカ企業の株券を初めて手に取ったのは、1990年代前半に米国勤務していた時に訪れたフリーマーケット(蚤の市)でアメリカの鉄道会社の株券が売られていた時のことです。

株券を売っていたおじさんによると、アメリカでは株券を収集している根強いコレクターがいるそうなのです。私が持っている日本企業の株券には会社の名前だけでデザインは載っていなのですが、アメリカの会社の株券には例えば鉄道会社であれば、その会社の蒸気機関車の挿絵が描かれており、まさに額に入れて飾っておきたいようなコレクターズアイテムとなっています。

そのフリーマーケットで私が買ったのは1939年に発行されたニューヨーク・セントラル・レールロード・カンパニーというアメリカの鉄道会社の株券でした。後ほど調べてみるとこの会社は1853年に設立された会社です。アメリカでは1880年代の半ば、当時フロンティアマーケットであったアメリカでは多くの鉄道会社が生まれ、株式市場に上場し資金調達をおこなったのです。 広大なアメリカの国土をつなぎ、物流を可能にするため鉄道インフラ建設が必要不可欠だった時代です。そんな時代に数多くの鉄道会社が資金調達のため株式市場に上場し、株券の発行が行われたのです。

また8年前、旅行でキューバへ行った時のことです。キューバの首都ハバナの旅行客が集まる観光地にあったアンティークショップでは、キューバ企業の株券を発見することができました。フィデル・カストロによるキューバ革命が起きるまではハバナにも証券取引所があり、地元企業が上場していたり、電話会社のキューバン・テレフォン・カンパニーや石油会社のユナイティッド・キューバン・オイルのようなキューバ企業が米国の株式市場に上場したりしていたのです。 そのアンティークショップで売っていたのは、そんな時代の企業の株券でした。株券の発行日を見るとそれぞれ1957年と1958年のものです。

実は近年この株券がebayのようなサイトでも購入できることを知りました。趣味の世界の領域ですが、株式市場の歴史の一片を手元に収集できるのです。興味のある方は一度ご覧になってみるのはいかがですか?

マネックス証券 チーフ・外国株コンサルタント 岡元 兵八郎
(出所:9/12配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋)

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