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【注目トピックス 市況・概況】トランプ物色の持続を見極め【クロージング】

2016年11月11日 16:06

11日の日経平均は続伸。30.37円高の17374.79円(出来高概算33億9000万株)で取引を終えた。10日の米国市場ではNYダウが大幅続伸で最高値を更新。トランプ政権での経済政策に対する期待感から買いが強まっていた。この流れから17500円を回復して始まった日経平均は、一時17621.73円と、2月以来の水準を回復した。

その後は利益確定の流れから売り買いが交錯し、午後は前日終値を挟んでのこう着に。大引け間際に下げに転じる場面もみられたが、結局は小幅に続伸となった。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めていた。規模別指数では大型株指数のみがプラス。セクターでは保険、銀行、非鉄金属、証券、海運、鉄鋼、その他金融、卸売が堅調。一方で情報通信、水産農林、食料品、小売が下落。

日経平均はこれまでの抵抗レベルを突破したことにより、需給状況は大きく改善した。トランプ政権に対しては現時点で先行きが見えないところはあるが、政策に対する恩恵を受けるであろうセクターや銘柄への物色。とりわけ、トランプ氏はドッド・フランク法(金融規制改革法)を廃止すると発言している。同法は金融機関のリスクを取る能力を阻害し自由度を奪っているとしており、金融セクターへの物色等が引き続き注目されやすい。

また、米国では報道機関のみならず野党も、新政権の最初の100日間は批判や性急な評価を避ける紳士協定がある。市場も緩やかな上昇が見込まれるなか、関連銘柄を探る流れが強まりそうである。節目の18000円を意識したトレンド形成が期待されてくる。

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