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【注目トピックス 経済総合】中国:「家庭用掃除ロボ」の需要急増、市場規模1.59兆円まで拡大へ

2016年11月16日 11:50

家庭用の掃除ロボット市場が中国でも急拡大する見通しだ。コンサル会社の前瞻産業研究院がこのほど発表したリポートによると、家庭用掃除ロボットの中国市場は、足元で50億~55億人民元(約793億~873億円)の規模に過ぎない。ただ、普及率が洗濯機と同レベルに拡大し、1台当たり価格が手ごろな1000人民元前後にまで低下した場合、爆発的に需要が喚起される見通しだ。国内全体の市場規模は、1000億人民元(約1兆5900億円)を超えるという。
販売を押し上げる要因は複数存在する。高齢化に伴う省力化のニーズなどだ。掃除や洗濯などの反復的な作業は、単純労働ともいえる。器械に肩代わりさせる需要は、必然的に発生する見込みだ。
また、中国政府はロボット産業の成長を強力に推進するスタンス。産業支援策の投入が相次ぐなか、家庭用の掃除ロボットについても、販売が急ピッチに伸びる可能性が高いとみられる。
ただ、欠点としては、価格の高さ、清掃技術レベルの低さなどが挙げられる。消費者の関心は高いものの、受け入れ度はまだ低い。中国では先進的な東部沿海エリアでさえ、家庭普及率は4~5%にとどまる。30~40%に達した掃除機と比較し、依然として低い状態だ。
前瞻産業研究院の「掃除ロボット産業分析報告」によれば、世界の掃除ロボット大手は、米アイロボット、独ケルヒャー、スウェーデンEkctdux、パナソニックなど。家庭用掃除ロボットの世界販売額は、2010年時点で6億1000万米ドルに達した。14年は22億米ドルまで拡大。販売台数は前年比71.28%増の335万7000台に膨らんだ。

【亜州IR】

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