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【注目トピックス 日本株】アクシージア Research Memo(6):2023年7月期の売上高100億円超に向けて順調な進捗

■業績動向

2. 2023年7月期の業績見通し
アクシージア<4936>の2023年7月期の売上高は10,351百万円(前期比26.0%増)、営業利益1,818百万円(同11.3%増)、経常利益1,797百万円(同2.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,172百万円(同5.0%増)とする期初予想を据え置いた。高成長を持続することで売上高100億円超を達成する計画である。

売上高については、好調な中国ECの事業拡大を軸に成長を図る。具体的には、2022年7月期に旗艦店を出店した「Douyin」「Kuaishou(快手)」に続く中国ECプラットフォーム展開を推進することで多角化を図るほか、同社が得意とするボトムアップアプローチ(口コミ、SNS、ライブコマース)によるブランドポジション確立も継続する。国内市場については、SNS発信を強化するとともに、アフターコロナ(新型コロナウイルス感染症収束後)を想定し実店舗の展開を再開する。また、その他の地域(オーストラリア、カナダ、東南アジア等)への進出も検討しているようだ。このほかにも、ブランド戦略として差別化が狙える美白市場でのブランド育成・ヒーロープロダクツ化を推進する。販管費については、中国及び国内市場でのブランド知名度向上・販売基盤拡大のための広告宣伝活動や化粧品登録(NMPA)やブランド保護、ラボ新設等に先行投資する方針である。販管費は増えるものの、増収効果により増益を目指す。なお、営業利益率が前期比2.3ポイント低下する計画だが、連結子会社化したユイット・ラボラトリーズの業績(売上高790百万円、営業利益10百万円の予想)の影響が大きい。

同社の主要市場である中国では、ゼロコロナ政策などによる経済成長の鈍化や各種規制強化など、マクロの視点では弱含みの観測もある。一方、ミクロの視点では、同社が対象とする化粧品EC市場はECプラットフォームの多様化に伴い成長が著しい。また、各種規制に関しても、同社は化粧品登録(NMPA)をはじめとして徹底した対応を行っており、相対的に強みとなっている。通期予想に対する進捗率は、売上高で25.3%(前年同期は21.8%)、営業利益で21.6%(同19.7%)、経常利益で26.5%(同19.1%)といずれも前年同期を上回る。総合的な観点から、2023年7月期の売上高・営業利益は予想を達成する可能性が十分あると弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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