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【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米当局者のタカ派姿勢でドル買いも

20日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。日銀による緩和修正の思惑から、根強い円買いがドルを下押し。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者は強弱まちまちだが、タカ派的な見解が示されればドル買いは継続しそうだ。

前日発表された米新規失業保険申請件数は予想よりも強い内容となり、ドル・円は米金利高を手がかりに128円80銭台に浮上。一方、ラガルド欧州中銀(ECB)総裁の引き締めに積極姿勢を受け、ユーロ・ドルは1.0840ドル付近に値を切り上げた。本日アジア市場で米10年債利回りは上昇基調を維持し、ドル・円は128円前半から後半に強含んだ。また、日経平均株価や上海総合指数などアジア株高で円売りに振れ、主要通貨を押し上げた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)前のブラックアウトを直前に、FRB当局者の発言が材料視される。ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は足元で利上げ幅縮小を支持する考えを述べており、同様の見解なら金利安・ドル安の要因となろう。一方、ウォラー理事から引き締め継続に前向きな姿勢が示されれば金利高・ドル高が見込まれる。日銀による緩和修正による根強い円買いがドルを下押しするものの、ドル・円は下げづらい地合いが続くとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁討論会参加(ダボス会議)
・22:30 カナダ・11月小売売上高(前月比予想:-0.5%、10月:+1.4%)
・23:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁討論会参加(経済見通し)
・24:00 米・12月中古住宅販売件数(予想:395万戸、11月:409万戸)
・03:00 ウォラー米FRB理事講演(外交問題評議会)

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