*08:25JST 米ハイテク安を受けて売り先行か
[本日の想定レンジ]
11日のNYダウは559.33ドル高の47927.96ドル、ナスダック総合指数は58.87pt安の23468.30pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比40円安の51120円だった。本日は前日の米ハイテク株安を映して売りが先行して始まりそうだ。前日は買い先行で始まったものの、次第に利益確定売りが広がり下げ幅を広げた。ただ、5日移動平均線(50625円)が下値抵抗帯として意識され、下げ渋った。本日は前日の米国市場で半導体関連株が下落したことが意識されそうだ。ソフトバンクG<9984>が保有するエヌビディア株全株を10月に売却したと発表したことが響き、エヌビディア株が3%近く下落した。また、業績予想の下方修正を発表した人工知能(AI)向けクラウドサービスを手掛けるコアウィーブが16%超と急落した。一方、ソフトバンクGの2025年9月中間決算自体は良好だ。純利益は前年同期比2.9倍の2兆9240億円と過去最高となったほか、1対4の株式分割も発表しており、ソフトバンクGの株価が堅調に推移すれば、相場の下支え役になるかもしれない。しかし、5日線は5営業日連続して下落しているなど、日柄調整局面が続いており、強弱感が対立するなか全般はもみ合い展開が予想される。上値メドは、心理的な節目の51500、52000円、11月4日の高値(52636円)、下値メドは、心理的な節目の50000円、49500円、25日線(49473円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限51300円-下限50500円
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