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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ジーエルテクノホールディングス—2Qは売上高200億円を突破、半導体事業の売上高が堅調に推移

*15:38JST ジーエルテクノホールディングス---2Qは売上高200億円を突破、半導体事業の売上高が堅調に推移
ジーエルテクノホールディングス<255A>は11日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は213.83億円、営業利益は28.46億円、経常利益は32.25億円、親会社株主に帰属する中間純利益は21.60億円となった。同社は、2024年10月1日に共同株式移転により設立されたため、前年中間期実績及び対前年中間期増減率は記載していない。

分析機器事業の売上高は 89.89億円、営業利益は6.43億円となった。国内の装置類に関しては、自社装置の売上が軟調だった一方で、PFAS分析用としても需要が高まっている質量分析計の販売が好調であった。消耗品は、液体クロマトグラフ用カラムだけでなく、固相抽出カートリッジやガスクロマトグラフ用部品類などの幅広い製品群において、売上高は堅調に推移した。海外は、主力製品である液体クロマトグラフ用カラムを中心に、ガスクロマトグラフ用カラムや固相抽出カートリッジ、固相抽出関連装置等も含めた自社製品の拡販活動を展開しているが、中国経済の停滞及び北米における需要減少等の影響を受け、一部の製品群の売上高が伸び悩んだ。

半導体事業の売上高は114.74億円、営業利益は21.62億円となった。今後に向けた新規需要の掘り起こしや競争力強化のため、高付加価値製品の開発と拡販によるマーケットの拡大、国内外での増産体制構築の準備を行い、さらなる成長に備えた。市場環境の変化に伴い、受注残高は通常の水準に戻りつつあるが、これまでの受注を踏まえ、売上高は堅調に推移した。

自動認識事業の売上高は9.19億円、営業利益は0.25億円となった。化学物質管理システムや物品管理用UHFシステム等の導入・販売が順調に進み、売上高は堅調に推移した。製品分類別では、住居関連施設やビル施設向けにおける需要減少が続いており、「機器組込製品」と「完成系製品」は売上高が伸び悩んだ。その一方で「自動認識用その他」においては、各種システム案件の他、住居向け特注ICタグ販売も順調に推移した。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.3%増の447.00億円、営業利益が同5.3%増の66.80億円、経常利益が同2.0%増の67.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.3%増の48.10億円とする期初計画を据え置いている。

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