*17:18JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後に直近高値を上抜け
12日の東京市場でドル・円は伸び悩み。朝方の154円05銭から11月高値の154円半ば付近で一段の上値が抑えられる場面が継続。午後に同水準を上抜けると、弾みを付け一時154円79銭まで値を切り上げた。ただ、夕方にかけては戻り売りでやや失速した。
・ユ-ロ・円は178円47銭から179円20銭まで上昇。
・ユ-ロ・ドルは1.1570ドルから1.1587ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値50,988.53円、高値51,072.26円、安値50,537.50円、終値51,063.31円(前日比220.38円高)
・17時時点:ドル・円154円60-70銭、ユ-ロ・円179円10-20銭
【要人発言】
・高市首相
「消費者物価3%程度の上昇は食品高によるもの、デフレ脱却宣言には至らない」
・片山財務相
「為替、足元は一方的な動きがみられる」
「円安、マイナス面が目立っていることは否定できない」
「過度な変動や無秩序な動きを高い緊張感を持ち見極めている」
・トランプ米大統領
「一部のコーヒー関税を引き下げる」
・ハウザー豪準備銀行(RBA)副総裁
「市場の急激な暴落は現時点で中心的な想定ではない」
「消費データには上昇と下降が交錯し、穏やかな回復を見込む」
「失業率の水準について中銀が満足する目安は存在しない」
「金融政策は依然として制約的、委員会内で議論が続いている」
【経済指標】
・日・10月マネーストックM3:前年比+1.0%(9月:+1.0%)
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