*07:57JST 今日の為替市場ポイント:米国株安を意識して米ドルは伸び悩む可能性
13日の米ドル・円は、東京市場では155円01銭まで買われた後、154円63銭まで下落。欧米市場では154円78銭から154円13銭まで売られたが、154円52銭で取引終了。本日14日の米ドル・円は主に154円台で推移か。米国株安を意識して米ドルは伸び悩む可能性がある。
報道によると、米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は11月13日、連邦準備制度理事会(FRB)の現行政策はやや引き締め的な水準よりも中立に近い水準にあるとの見方を示した。そのため、金融政策を過度に緩和的にせずに追加的な利下げを実施する余地は限られているとの見方を伝えた。ムサレム総裁は「目標を上回っているインフレ率に引き続き注意を払い、労働市場に一定の支援を提供していく必要があると考えている」との見解を表明している。ムサレム総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っており、経済状況などが特に変わらない場合、同氏は12月の会合で政策金利の据え置きを支持する可能性がある。
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