*15:32JST イード---1Qは減収なるも親会社株主に帰属する四半期純利益が161.2%増加
イード<6038>は13日、2025年6月期第1四半期(25年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.6%減の14.29億円、営業利益が同50.9%減の0.80億円、経常利益が同48.5%減の0.83億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同161.2%増の2.38億円となった。
クリエイタープラットフォーム事業(CP事業)の売上高は13.20億円(前年同期比5.8%減少)、セグメント利益は0.89億円(前年同期比48.2%減少)となった。当第1四半期連結累計期間は、利益率の高いネット広告売上は厳しい事業環境が続く中で苦戦を強いられたが、メディアをベースとした広告以外の各種サービス売上を含むデータ・コンテンツ提供売上は堅調に推移している。以上の結果、当第1四半期連結累計期間におけるデータ・コンテンツ提供売上は、6.33億円となり前年同期比3.1%の増加、システム売上は、2.79億円となり前年同期比0.5%増加した一方で、前期末で一部事業を終了した出版ビジネス売上は、0.48億円となり前年同期比56.9%の減少、ネット広告売上は、3.63億円となり前年同期比11.0%減少となった。
クリエイターソリューション事業(CS事業)の売上高は1.09億円(前年同期比11.6%増加)、セグメント損失は0.08億円(前年同期はセグメント損失0.08億円)となった。当第1四半期連結累計期間は、リサーチソリューションで前年同期と比較して受注が回復傾向となったが、まだ利益を押し上げる水準には届いていない。
2026年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.2%増の64.00億円、営業利益が同30.5%増の6.00億円、経常利益が同32.0%増の6.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.8%増の3.72億円とする期初計画を据え置いている。
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