閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドルの買戻し先行も日銀利上げにらみ円買い

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドルの買戻し先行も日銀利上げにらみ円買い
2日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米金融緩和にらみでドル売りに振れやすいものの、下値では買戻しが入りやすい。一方、日銀の12月利上げ観測で円買い圧力は変わらず、ドルの重石となりそうだ。

前日の海外市場は日米の金融政策を巡る思惑が交錯。植田日銀総裁が講演で12月会合での利上げ判断に言及したことが、円買いを誘った。また、この日発表された米ISM製造業景況感指数が市場予想を下回り、米景気減速への警戒からドル売りが優勢に。ユーロ・ドルは1.1650ドル付近に浮上、ドル・円は154円60銭台に軟化した。ただ、その後はドルに買戻しが入り、本日アジア市場でドル・円は155円半ばから後半で推移した。

この後の海外市場は引き続き日米金融政策に思惑が広がりやすい。市場は来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測を背景にドル売りを意識しつつも、週後半に発表される米インフレ指標を前にポジション調整が進みやすい。他方、日銀による追加利上げ観測が依然として円買い要因となるものの、短期的な円高進行には警戒感も残る。もっとも、高市政権の政策運営をにらんだ円売りも根強く、円高は小幅にとどまるとみられる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 南アフリカ・7-9月期国内総生産(予想:前年比+1.8%、前期:+0.6%)
・19:00 ユーロ圏・10月失業率(予想:6.3%、9月:6.3%)
・19:00 ユーロ圏・11月消費者物価指数(予想:前年比+2.1%、10月:+2.1%)

<CS>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。