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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】高島 Research Memo(3):省力化・省資源化・再エネ化で顧客に貢献する「サステナの先進商社」(2)

*11:43JST 高島 Research Memo(3):省力化・省資源化・再エネ化で顧客に貢献する「サステナの先進商社」(2)
■高島<8007>の会社概要

2. 事業内容のつづき
(2) 産業資材セグメント
売上高構成比は19.8%で、建材セグメントに次ぐ事業セグメントである。「樹脂関連資材」「繊維関連資材」の2分野で構成されており、バリューチェーンの設計・製造から加工・販売まで幅広い範囲にわたって顧客に価値を提供している。同セグメントの顧客や提供している機能は分野ごとに様々で、自動車メーカーや電機メーカーに対して同社グループで緩衝設計した物流資材(部品輸送用樹脂トレイなど)を提供するほか、官公庁向け繊維製品やアパレル向け機能性繊維・アパレルOEM生産を展開している。

a) 樹脂関連資材
合成樹脂から環境配慮樹脂まで幅広く原料や製品を取り扱っている。メーカー向けに製造部品の梱包用樹脂成形トレイ(工程間・出荷時の輸送など)や省エネ化・省力化をキーワードとした鉄道車両向け内外装部材を設計・組立・複合加工機能を発揮し提供しているほか、耐熱・高強度など高い機能を有した素材・製品を国内外から調達・加工し提供することで、顧客のニーズに合わせたモノづくりに貢献している。また、グループ会社ではタクセル(株)が、樹脂成形品の製造・販売を行っている。近年は自動車や電機向けなどの一般工業品に加え、医療品分野への投資を積極的に推進している。

b) 繊維関連資材
同社の祖業である重布(合繊帆布・装飾テント・トラック幌などの産業用繊維)などの繊維資材をはじめ、コンテナバッグや防衛省向け繊維製品の販売、国内の大手小売企業に対するアパレル製品のOEM生産提案を行っている。また、グループ会社のハイランド(株)で、縫製加工製品の開発・製造・販売を行っている。

(3) 電子・デバイスセグメント
売上高構成比は15.8%となっている。香港にヘッドクォーターを構えるiTak (International) Limitedを中心とするiTakグループとして、主にアジアで展開するメーカーより顧客ニーズに沿った電子部品を調達し販売する「デバイスビジネス」、iTakグループ自らがメーカーとしてそれらの電子部品を搭載した基板実装を行う「アセンブリビジネス」を展開している。国内外に事業所7拠点(駐在事務所除く)、自社工場2ヶ所(タイ、ベトナム)を構え、各拠点が強く連携することで1つの事業体としてアクティブに活動し、アジア主要各国をカバーしている。顧客の開発・生産・購買拠点に近接する事業所からモノづくりをグローバルにサポートできる点がiTakグループの特長である。

a) デバイス
コンシューマー製品から車載用機器・産業用機器までの幅広い用途の液晶ディスプレイや、音響部品(マイクロホン・スピーカー・レシーバーなど)、半導体やコンデンサ・リレー(継電器)といったパワーエレクトロニクス関連部品などを取り扱っている。アジアを中心としたメーカーより調達し、納期コントロール・在庫管理・部品品質管理などを組織的に行うことで、顧客へのサポート力を生かしたビジネスを展開している。

b) アセンブリ
2017年に設立した自社工場であるタイのチョンブリ工場を活用し、基板実装を行う製造受託ビジネス(EMS:electronics manufacturing service)を設計段階から量産までトータルで提供している。電子部品商社をバックグラウンドとしながらもメーカーとしての機能も持ち、「商社+メーカー」として競争力のある商材を提供できる体制を構築しており、タイの自社工場での生産によって白物家電などの省エネ・インバーター化にアセンブリで貢献している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 吉林 拓馬)

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