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FXトラリピの成功者2人が語る「長期運用の秘訣」とは

公開日:2019年12月6日 12:00
最終更新日:2021年6月16日

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長期運用するなら、大暴落の再来を織り込むべし

トラリピは、前提としてレンジ相場になっている通貨ペアを選び、広い値幅に注文を仕掛けていくものです。10年くらい、ずっとレンジで動いてくれれば、その間は年利10%程度で運用し、10年後に元本分の回収を目指すイメージです。こうなれば、10年後にレンジが終わり、トレンド相場に移行しても、ゆっくり決済できます。

:私や鈴さんのように、中長期のトラリピ運用は行う場合は、チャートも長期間のものを見なければいけません。10年以上運用するなら、リーマン・ショックなど、ここ十数年で起こった大暴落や、最安値をチェックして、ロスカットのラインを、それより下に設定することを考えます。これさえ出来ていれば、当面ロスカットは防げるはずです。

ドル/円に長期的に買い・売りの注文を仕掛けるトラリピのイメージ
ドル/円に長期的に買い・売りの注文を仕掛けるトラリピのイメージ

:あっきんさんは、リーマン・ショックの前から投資をやっていたんですよね。

:ドル/円を120円以上の時から買っていましたが、リーマン・ショックをきっかけに、1年以上かけて暴落していきました。含み損が一気に増える怖さを経験しているからこそ、ロスカットにならないように、ローリスクの運用を心がけています。大暴落で生き延びることができたのは、30万円の少額で始めて、必要に応じて入金していたから。

 含み損は増えていきますが、時間をかけて毎月入金していると証拠金維持率が回復するので、これまで暴落に耐えることができました。積立投資のようなイメージですね。トッピングリピートと名付け、今でも、その手法で運用しています。

:私も、リーマン・ショック級の大暴落に耐えられる証拠金維持率を常に意識しています。また、9つの通貨ペアを同時に運用することで、1つの通貨ペアが下落しても、別の通貨ペアが上昇することがあり、リスク分散効果の得られる仕組みを構築しました。あっきんさんと私の手法については、来年1月に発売される二人の書籍で詳しく解説していますので、ぜひ読んでいただければ。

トラリピで狙うべき年間リターンは10%程度

:リスクをとってもいいから、1年で資金を倍にしたい、とか、3年で5倍にしたい、という方がいますが、そういった方には、トラリピは向いていないと思います。ドカンと一発大きな利益を狙うのではなく、あくまでも長期でコツコツ収益を増やすことを目指すのがトラリピの運用スタイルですから。

 大暴落があった年などは、相場がよく動き、トラリピが例年以上の取引を重ねた結果、年利100%を超えるケースもありましたが、相場は動く年と動かない年があります。数年間のリターンを平均すると、年利10%程度に落ち着くのではないでしょうか。著名な投資家ウォーレン・バフェットでさえ年間20%ほどの運用成績ですから、そこが利回りの頂点だと考えてもらえれば良いかと。

:商品を理解したうえで、自分の考える投資スタイルに合っていると確認してから、トラリピを始めると良いですね。年利は3%や5%で十分、という方には、トラリピはおすすめでしょうか?

:必ずしもトラリピじゃなくていいかもしれませんね。そのレベルを目指すのであれば、FX以外の商品を検討してもいいかもしれません。年齢にもよりますが、「つみたてNISA」や「iDeCo」で十分かも。

 ただ、セミリタイアしたい方にはトラリピが良いと考えます。iDeCoは60歳を過ぎないと出金できませんし、つみたてNISAでは年間40万円までしか投資できないため、セミリタイアに必要な額まで増やすのは時間がかかりすぎる印象です。

:40代以上の方は、若い人たちよりは投資に回せる資金があるでしょうし、「年金だけを頼りにした老後生活は苦しそう」と不安を抱える人もいるでしょう。年金とは別の生活資金づくりを目指すための「ひとつの手段」として、トラリピは考えられると思います。

:短期でドカンと勝ちたい、一気に倍にしたい、という考えだと、トラリピでは失敗しやすいですね。あと、ちょっとでも含み損を抱えることが嫌な人にも、向いていないかもしれません。私とあっきんさんは、トラリピが性に合っていたんですね。

トラリピで狙うべき年間リターンはどれくらいが適正か

2019年10月の鈴氏トラリピトレード結果。平均は下回ったが、月間14万円、年利換算8.6%程度の利益を得た
2019年10月の鈴氏トラリピトレード結果。平均は下回ったが、月間14万円、年利換算8.6%程度の利益を得た

:現在、私のトラリピの利益は、平均すると月20万円くらいです。2000万円の運用資金を使って、毎月20万円なので、資金を2億円に増やせば、月200万円の利益を得られる計算になりますが、生活するうえで月200万円は私には必要ありません。

 あの街に住みたいとか、趣味にかけるお金がもっと必要という方は、投資に取り組む前に、どれくらいお金があれば満足なのか、どういう生活をしたいのかを具体的に考えて、必要額を算出してみることが大切です。

:目標額が曖昧だと、投資戦略や許容できるリスク量などがその時の状況によってブレてしまい、トラリピ投資が失敗する可能性もありますからね。

:注意点としては、運用に回せるお金がたくさんあったとしても、いきなり1000万円とか、大きなお金をトラリピに回さない方がいいと思います。まずは少額でコツコツ運用してみて、トラリピが自分に合っているかを見極めてもらいたいです。

:たしかに、慣れないうちに、1000万円を一気に投入するのは危ないですね。取引している通貨ペアの価格が10%下がれば、1000万円の運用資金では100万円の含み損を抱えます。そのマイナス100万円という数字にショックを受け、パニックになり、正常な投資判断ができなくなる可能性があります。

 こうした投資におけるメンタルは、実際に運用することで鍛えられるものです。投資初心者の方は少額からスタートして、含み損に少しずつ慣れていき、そして段階的に運用資金を増やす方がメンタルコントロールは身につきやすいと思います。

たった1万円の投資収入が仕事に好影響を与える

:鈴さんはトラリピ投資で得られた楽しさ、喜びはありましたか? 私は、仕事以外で、月1万円でも収入を得られると、気持ちに余裕が生まれ、職場でもゆったり過ごせた気がします。お金に余裕が出てくると気持ちがどんどん豊かになってくる感覚があって、それが仕事にも良い影響があったかな、と。

:私は、会社以外に収入源が出来てから、会社に依存することがなくなり、会社と対等な関係を築けたことが大きかった。労使関係は対等なはずですが、実際はなかなか難しい。別の収入源があると、精神的に自由になれた気がして、会社にはっきり意見できるようになりました。やりたくない仕事をきっぱり断り、自分のやりたい仕事に専念していましたね。

:投資の成果が、本業に良い方向で作用することはありますよね。私は投資で得たお金でオーダーメイドのスーツを買って、見栄えを良くしていました。良い服を着ると、気合いも入って仕事もはかどります。

:時間とエネルギーコストを抑えられるから、経済的自由だけでなく、精神的な自由といった副次的効果も得られました。私は、サラリーマンこそ、積極的に投資をやるべき、という考えがあります。投資で1回失敗したら終わりみたいな風潮もありますけど、若いうちなら、そんなことはないと思います。

 もちろん、ハイリスク運用で資産を全部失ってしまうと困るので、その点は特に気をつけなくてはいけません。

【PROFILE】
あっきん:投資家、ブロガー(元公務員)。2016年3月末、子育てと仕事を両立するために11年勤めた某県庁を早期退職。運用方法をすべてブログで公開する、「リアル」なトレードで人気を集める。資産運用ブログ「akilog」https://akilog.jp/、Twitter:@_akkin_nara、インスタグラム:@akkin_akilog

鈴(suzu):1986年生まれ。大手IT関連企業で働きつつ、トラリピを利用したFXで着実に収益をあげる。2018年9月に念願のセミリタイアを実現。2000万円の資金で毎月20万円をトラリピで稼ぐ。公式ブログ:不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログhttp://semiritaiafx.com/、Twitter:@semiritaia_suzu、インスタグラム:@semiritaia_suzu

 2020年1月中旬、あっきんさんと鈴さんの共著『黄金の卵を産むニワトリの育て方』(KADOKAWA)発売予定。

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