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夏枯れぎみの仮想通貨 自動売買で短期の回転売買を行う

2018年7月12日 20:00

夏枯れ相場は自動売買で

 IFTA認定のアナリストで仮想通貨の投資家としても活躍する天空の狐さんが、仮想通貨関連の注目ニュースをピックアップ。今の仮想通貨相場についても解説する。

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各国で仮想通貨事業への期待・認識が広がる一方、貿易摩擦でマーケットは萎縮

 7月5日、韓国政府が国内ブロックチェーン、仮想通貨を産業として定める報道があり、今後は政府公認へ法整備が整うことになった。7月6日にはフィリピンの中央銀行(BSP)が新たに2つの仮想通貨取引所の申請を承認すると発表。これでフィリピン国内の取引所は5つとなり、仮想通貨の普及に向けて少しずつ動いている。

 7月9日シカゴ・オプション取引所(CBOE)がビットコインETFの上場をSEC(証券取引委員会)に申請。過去アメリカではビットコインETFの申請を行ってきた業者があるものの、却下されてきた経緯がある。ビットコインETFの上場が承認されれば、新規の資金流入に期待が高まる。

 世界各国で仮想通貨が新規産業になるという期待・認識が広がっている。しかし直近の相場においては、値動きへの機運を呼び覚ます新鮮なニュースがないため、ビットコイン円は先月比ボラティリティは約-10%となり、マーケットは委縮傾向だ。

 グローバルマーケットも同様に、アメリカを中心とした貿易摩擦の懸念からボラティリティが低下傾向にある。

 6日にアメリカは中国に340億ドル(約3兆7600億円)相当の輸入品に対する関税を発動、また同日、中国もアメリカへの報復措置をおこなった。アメリカはEUに対しても関税を検討。これに対し、ドイツのメルケル首相はアメリカや他徳からの輸入車への関税引き下げの必要性を指摘。EUはアメリカによる関税の引き下げや撤廃を材料に、交渉を続けていくのだろう。その恩恵に、日本自動車もEU輸入への関税引き下げの期待も生まれたことなる。

 トランプのビジネス交渉術に世界は踊らされている。

夏枯れぎみの仮想通貨相場は自動売買で回転売買

 現在、自動売買ベースのヘッジファンドからトレードロジックの見直しのアドバイスを求められている。

 7月上旬のマーケットに目を向けると、夏休みが近づき、夏枯れを意識させる。株価はやや低調、ドル高が是正されるマーケット構図を予想。短期的にはボラティリティ低下も見込まれるため、「短期の回転売買を繰り返すトレードロジック」が中心となるだろう。

 自動売買の運用現場では、どのようなトレードロジックを稼働すべきか、各市場と銘柄と照らし合わせながら、検討することなる。仮想通貨ビットコインは、ボラティリティが低下したといっても、1か月に10~15%も動くことは、通常の金融マーケットの1年間分以上の値動きであり、自動売買とは相性が良い。

 ビットコイン円は、やや反発の気配で移動平均21日線を越えて現在は75万円台、65~80万円台のBOX相場で推移しながら、目先、BOXの上限80~90万円台を目標に、高値を試す動きを予想だ。

 しかし出来高が伴っておらず、自動売買は3つの戦略を検討する。(1)様子見(2)BOX上限ブレイクアウト(3)長期の積み立て、から戦略を選択することになる。

 グローバルマーケット、仮想通貨ビットコインも雨雲の漂う地合いで、好感材料を待ちながら、夏の休暇をどのようにするか? 少しマーケットとは距離を置いて、自動売買に任せる展開だ。

【PROFILE】天空の狐:IFTA国際テクニカルアナリスト連盟・認定テクニカルアナリスト、ESTA名誉会員(日本人で唯一)、MT4・MT5自動売買&裁量フルタイムトレーダー。ドイツ企業INTALUS.日本代表を経て、ドイツ金融アルゴリズムTradesignal日本代表に。テクニカル分析やアルゴリズム・ストラテジー開発に従事。メールマガジン「天空の狐 ビットコイン&グローバルマーケット」「ビットコイン&グローバルマーケット ミニ版」にて、マーケットレポートを配信中。Twitter:@firmamentfox

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