SBI FXトレードの「積立FX」の特徴や取扱い通貨、手数料を紹介
公開日:2018年4月1日 10:00
最終更新日:2020年12月1日
SBIFXトレードには「積立FX」という自動で定期的に通貨を購入してくれるサービスがあり、スワップポイントを狙ったFXをする場合に最適と考えられる。本記事では「積立FX」のメリット、外貨預金と比べた場合のコストなどを紹介する。
積立FXの特徴
「毎日」or「毎週」or「毎月」で自動で定額積立するFX
積立FXは決められたスケジュールで自動で定額の外貨を取引してくれる。購入頻度は「毎日」「毎週」「毎月」の3つ。
こうした定期的・定額購入できるサービスなら、「ドルコスト平均法」も実践しやすい。ドルコスト平均法は、投資の王道ともいえる手法で、平均購入額をなるべく安くしようとすること。
外貨預金より手数料安く外貨投資ができる
一般的な外貨預金の積立サービスと比べると、SBIFXの「積立FX」の方がコストは低く、外貨投資に取り組める。
しかし外貨預金とは異なり「積立FX」は外貨として引き出しはできないので注意。銀行などで外貨積立を検討しているが、最終的には日本円で利益を使用すると考えるなら、FXでも問題ないだろう。
1通貨から買えるので、数百円で始めることが可能
SBIFXトレードは1通貨から取引可能で、積立FXも1通貨から取引できる。FXは1000通貨(例:1000米ドル)からのトレードが一般的だが、積立FXでは数百円程度の少額から外貨の取引ができる。
低レバレッジで取引できる
積立FXは最大レバレッジが3倍。通常のFXサービスは自分でレバレッジを調整しなくてはいけないが、積立FXは購入前にレバレッジを設定できるので、レバレッジの調整が不安な人にとっては魅力的な制度だろう。
積立FXの取扱い通貨
積立FXで買える通貨は下記9種類。
【積立FXで買える通貨】
- 米ドル
- ポンド
- 豪ドル
- NZドル
- カナダドル
- 中国人民元
- トルコリラ
- 香港ドル
- 南アフリカランド
積立FXの手数料
積立FXの手数料をいくつか紹介する。
取引手数料
取引することによる手数料は無料。
スプレッド
スプレッド(売値と買値の差)の取引コストは発生する。SBI FXトレードのスプレッドとは異なるので注意。
通貨ペア | スプレッド | 通貨ペア | スプレッド |
ドル円(USD/JPY) | 5銭 | ポンド円(GBP/JPY) | 30銭 |
豪ドル円(AUD/JPY) | 20銭 | NZドル円(NZD/JPY) | 30銭 |
中国元日本円(CHN/JPY) | 10銭 | 南アフリカランド円(ZAR/JPY) | 5銭 |
トルコリラ円(TRY/JPY) | 40銭 | カナダ円(CAD/JPY) | 30銭 |
香港ドル円(HKD/JPY) | 5銭 | - | - |
※2020年12月1日HPより調査
口座管理手数料・口座維持費
口座の管理費や維持手数料は無料。
入出金手数料
SBI FXトレードと入手金方法も手数料も同じで、入金手数料はクイック入金なら無料で、振込の場合は、各行の所定の手数料が発生する。出金手数料は無料。
積立FXの取引口座の開設から取引スタートまで
取引口座の開設ページへ
積立FXは「SBIFXトレード」のサービスで、公式サイトから「無料口座開設」のボタンを押し、口座開設の申し込みをする。
規約の確認・個人情報の入力等を進めて、IDとPWを入手
STEP1 | 必要情報の入力 |
STEP2 | 本人確認書類・マイナンバーを送付 ⇒本人確認書類(運転免許証・保険証など)とマイナンバー(通知書もしくはカード)を送付。携帯の写真で撮って、専用ページにアップロードする方法がカンタン |
STEP3 | 簡易書留でIDやPWが数日以内に届く |
ログイン後、4つの設定でスタート

【積立FXの設定項目】
- 購入する通貨
- 毎月の購入額
- レバレッジ
- 購入頻度
取引画面にログインして、「積立FX」のサービスを開く。あとは上記設定項目を入力し、確認画面を経て、実行ボタンを押せば、毎月自動で外貨を購入してくれる。