忙しくてもシストレで1000万円稼いだトレーダー
公開日:2017年4月19日 12:00
最終更新日:2020年3月30日
元サラリーマンFXトレーダーの五十嵐勝久さんは、自分で取引は行わない。コンピュータが自動的に売買してくれるシステムトレード(シストレ)で利益をあげているという。
FX初心者でも簡単に始められるというその手法について話を聞いた。

仕事をしながらでもFX自動売買で1000万円を稼いだ
個人投資家の五十嵐さんは、もともとFX会社に勤めていたが、現在は独立してWEB制作会社を立ち上げ、忙しい日々を送っている。
そんな忙しい中でも、1000万円をシストレで稼いだという。
「コンスタントに儲かっていますよ。売買自体はシステムがやってくれるので、時々取引画面をときどきチェックすればいいだけ。忙しいサラリーマンでも週に30分くらい時間が作れれば大丈夫です」(五十嵐さん・以下「」内同)
どんなに仕事が忙しくとも、それだけの収益をあげたのは、仕事中や睡眠中にコンピュータが自動的にFXの取引をしてくれたから。
初心者こそおススメの自動売買

「取引してくれるのは、ストラテジーと呼ばれる自動売買プログラム。私がやることはどのプログラムを稼働させるか選ぶだけです。FX自動売買の成功のポイントは、“どんなストラテジーを選ぶか”なので、普通の裁量FXとは異なります。
FX初心者が難しい取引テクニックを汗水垂らして覚える必要もなければ、夜通しでPCに張り付く必要もないわけだ。
ちなみに五十嵐さんはどこのFX会社を使っているのだろうか。
「複数のFX会社で口座を開き、いくつかの自動売買ツールを同時に走らせているのですが、一番とっつきやすくて感じたのはセントラル短資FXのセントラルミラートレーダーですね」
通貨ペア選びにも成功の秘訣あり
自動売買成功の秘訣は通貨ペア選びにある、とのこと。日本人はクロス円(円絡みの通貨ペア)で取引しがちだが、注意が必要。
「できる限り通貨ペアは分散させた方がいいですね。よく初心者でやってしまうのは、米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円の通貨ペアのみを取引してしまうこと」
クロス円通貨は、基本的に同じ方向へ動くため、例えばドル円が下落すれば、他のクロス円通貨も同方向へ動いてしまう。
「できれば、米ドル/円、ユーロ/英ポンド、スイスフラン/豪ドル、カナダドル/NZドルなど、相関性の低い通貨ペアで選んでいくのがいいと思います」
1週間に1度は調子をチェックするように
選んだストラテジーの調子が良いのか、悪いのかもチェックする必要がある。調子が悪ければ、稼働を止めて、休ませなければいけない。
「調子がいいストラテジーはそのままで入れ替えずに稼働させてOKですが、1週間以内に3~5連敗しているストラテジーは運用から外してあげるべきです。自動売買であなたが担当するのは、いわば野球の監督役。調子の良しあしを見極めてその時々に合ったストラテジーを選んであげるべきですね」
監督として、徐々に慣れてくれば、数年後に意外な収益をもたらすかもしれない。
「運用目標はたとえば100万円を入金したら、1年間で20~30万円の利益ぐらい。3年程度で投入した金額の倍を目指すのが良いのではないかと思います」
【PROFILE】五十嵐勝久(いがらし かつひさ):1974年・秋田生まれ。中央大学経済学部卒。アルゴ株式会社代表取締役。大学卒業後、銀行、証券、FX会社に勤務。営業、企画、マーケティング部に所属。40歳で会社を辞めて起業。現在はネットプロモーションコンサルティング、アフィリエイト媒体の運営、アプリ開発、FXシストレのプログラム開発・販売など幅広く業務を行っている。現役SEOターゲッターとしても業界では有名。アルゴ株式会社公式サイト
FX自動売買ツールの関連記事
FX自動売買ツールの関連記事
自動売買ツールの比較
各サービス・会社詳細
■自動発注・リピート系のFX会社
■シストレ系FX会社
自動売買ツールの基本情報
自動売買の運用に関する参考記事