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FX自動売買おすすめ通貨ペア 選び方の基準と投資家の秘訣も紹介

公開日:2018年3月19日 10:00
最終更新日:2020年5月26日

 発注系・リピート系の自動売買においては、通貨ペア選びも運用の成否に関連する。ここでは、FX自動売買の「狙い目」通貨ペアと通貨ペアを選ぶ基準を紹介する。また、最後には自動売買トレーダーの通貨ペア選びの参考意見も掲載する。

    【目次】

  1. 1.FX自動売買の取引通貨ペア「おすすめの基準」は?
    1. 【中長期運用向け】レンジ相場が数年続いている通貨ペア
    2. 【短期運用向け】トレンドが出ている通貨ペア
  2. 2.FX自動売買の「狙い目」通貨ペアを厳選
  3. 3.FX自動売買トレーダーは通貨ペアをどう選んでいる?

FX自動売買の取引通貨ペア「おすすめの基準」は?

 発注系・リピート系の自動売買で「狙い目」となる通貨ペアは2つの基準で選ぶことができる。

【中長期運用向け】レンジ相場が数年続いている通貨ペア

ドル円の長期価格推移
ドル円の長期価格推移
(画像はトライオートFXのチャート、クリックすると拡大)

 数年単位の中長期で発注系・リピート系の自動売買を運用するなら、レンジ相場が長く続いてる通貨ペアが検討できる。例えば上記画像でドル円の価格推移を観察すると、2016年以降は、1ドル=約100~120円に収まっていることがわかる。

 こうした「価格変動の幅」が長い間、一定の幅で収まっていた通貨ペアの場合、今後もその価格幅で推移するなら、自動売買を仕掛けやすい。中長期の自動売買を行う場合、このような観点で通貨ペアを絞り込むことができる。通貨ペアの価格推移を確認するときは、必ず月足などの長期チャートで5年以上は確認しておこう

【短期運用向け】トレンドが出ている通貨ペア

豪ドル円の短期価格推移
豪ドル円の長期価格推移
(画像はループイフダンのチャート、クリックすると拡大)

 短期的に自動売買を運用する場合は、トレンドが出ている通貨ペアを狙うことができる。例えば豪ドル円は2018頃の1豪ドル=80円台から2020年の3月には1豪ドル=60円台まで下落している。ここで自動売買を仕掛けた場合、何度も取引するため、売りポジションを1つ保有するよりも効率的に利益を狙えた。

 豪ドル円以外でも3か月程度で、上昇・下落のトレンドが現れている通貨ペアなら、自動売買で狙える通貨ペアとなる。ただし、トレンドが終わったとき、または終わりそうなときに、自動売買をストップさせる必要がある。そのままほったらかしにして、相場が思惑と逆に向かえば、損失が膨らむため、短期で自動売買を運用する場合は、相場転換点を見極める能力も求められるので注意しておこう

FX自動売買の「狙い目」通貨ペアを厳選

 先ほど紹介した通貨ペアの選考基準をもとに、狙い目通貨ペアを紹介する。ただし紹介する通貨ペアは2020年5月26日時点であり、あくまで通貨ペア選びの参考情報なので、実際に取引する場合は、必ず相場の状況をチェックした上で運用するかどうかの検討をするように

 また、自動売買の設定に関しては、「FX自動売買の設定を決める方法と過去実績の良い設定の使い方」も参考に。

レンジ相場の通貨ペア

【レンジ相場の通貨ペア】

  • ドル円(USD/JPY)
  • 豪ドルNZドル(AUD/NZD)

 レンジ相場の通貨ペアはドル円と豪ドルNZドルがピックアップできる。今後もレンジ相場で続くかはわからないが、ここ数年はレンジ相場を描いている。

ドル円の状況

 ドル円は2020年のコロナウイルス感染拡大の際、「有事の円買い」として、急落した場面もあったが、3月に入ると、一方的な円高とはならなくなった。4月に緊急事態宣言が発令されて以降も、上昇・下落のどちらかに偏るような動きとはならなかった。4月からの2か月間は1ドル=106~108円の間で推移している。

 しかし、コロナウイルスの騒動が落ち着くまで、こうしたレンジ相場で続くかは見通しを立てづらい状況ではある

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トラリピ(マネースクエア)

豪ドルNZドルの状況

豪ドルNZドルの長期価格推移
豪ドルNZドルの長期価格推移
(画像はトライオートFXのチャート、クリックすると拡大)

 オーストラリアとニュージーランドの通貨で構成される「豪ドルNZドル」は、裁量取引では取引されにくい通貨ペアといえるだろう。

 オセアニア地域の両国は、どちらかの通貨ペアが極端に高くなる・安くなることが2014年以降は見られず、レンジ相場で推移していた。2020年3月にレンジの下限近くまで下落したが、4月に入ると反発し、これまでのレンジ幅中央付近まで価格を戻した。

 現在は2014年以降のレンジ幅中央付近で推移しているため、心理的には注文を仕掛けやすいとも考えられる。

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トライオートFX(インヴァスト証券)

トレンド相場の通貨ペア

【トレンド相場の通貨ペア】

  • 豪ドル円(AUD/JPY)
  • 豪ドル米ドル(AUD/USD)

 3月に大きく下落した豪ドル米ドルと豪ドル円は、4月に入ると急反発。5月の上旬・中旬と下押しすることがありながら、過度に下落するような流れは見られなかった。底堅さはあるものの、豪ドル関連の通貨ペアは中国株や商品市場に影響されやすい側面もあるため、乱高下は予想される。豪ドル米ドルや豪ドル円の上昇を自動売買で狙うなら、日足や週足の価格幅を設定の参考にしたい。

 トレンド相場を狙う場合は、反対の動きをするようならすぐ撤退するなどの「辞め時」を運用前に必ず設定しておくように。そうしたルールを破ると痛い目にあう可能性もあるため注意。

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ループイフダン(アイネット証券)

FX自動売買トレーダーは通貨ペアをどう選んでいる?

 FX自動売買のトレーダーが語る「通貨ペア選び」のポイントも紹介する。

トラリピトレーダー「鈴」さんの着眼点

 個人投資家の鈴さんは、FX自動売買のトラリピを利用している。トラリピは「中長期向け」の運用が得意で、ほったらかしの自動売買FXを実践したい人におすすめ。

【30代個人投資家「鈴」さんの通貨ペア選びの着眼点】
 私は、さらにパフォーマンスを上げるために、複数の通貨ペアでトラリピを行っています。

 例えば、ドル/円と豪ドル/円と豪ドル/ドルの3通貨ペアでトラリピを行えば、円高局面でドル/円と豪ドル/円が下落しても、豪ドル/ドルには影響はなく、2通貨分のリスクで済みます。

 一方、利益が取れる場面では3通貨分取れるので、効率が良くなります。どの通貨ペアの組み合わせが良いのか、実験を重ねた結果、ある程度分かってきました。(中略)

 トルコリラ/円のように、超長期で下落トレンドが続いている通貨ペアだと、10年前の高値に戻る可能性は限りなく低い。ドルやユーロ、豪ドルなど、世界中で使われていて、レンジ相場を形成している通貨ペアがトラリピに適しています

FXトラリピで月22万円儲かる元サラリーマン投資家に秘訣を聞く」より

トラリピトレーダー「あっきん」さんの着眼点

 あっきんさんもトラリピを利用している。2006年ごろから「レンジ相場に着目したトレード」を実践しているという。

【ブロガー「あっきん」さんの通貨ペア選びの着眼点】
 中長期のトラリピ運用は行う場合は、チャートも長期間のものを見なければいけません。

 10年以上運用するなら、リーマン・ショックなど、ここ十数年で起こった大暴落や、最安値をチェックして、ロスカットのラインを、それより下に設定することを考えます。

 これさえ出来ていれば、当面ロスカットは防げるはずです。

FXトラリピの成功者2人が語る「長期運用の秘訣」とは」より

まとめ

 FX自動売買の通貨ペア選びの参考を紹介してきたが、「相場状況に応じて通貨ペア選びは変化する」ということがわかっただろう。「この通貨ペアがおすすめ!」と紹介されていても、安易に運用を始めない方が賢明だろう。

 自動売買の運用を本気で検討するなら、自動売買ツールの特性を理解し、通貨ペアの特徴も調べ、自身で納得した上で取引を始められるようにしたい。自動売買の設定に関しては「FX自動売買の設定を決める方法と過去実績の良い設定の使い方」も参考に。

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